宇城カ子
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宇城 カ子(うしろ かね、1902年(明治35年)2月6日 - 2003年(平成15年)12月8日)は、日本の教育者。東筑紫学園、学校法人東筑紫学園創設者。広島県神石郡(現在の神石高原町)生まれ。
経歴
[編集]- 1927年(昭和2年) - 京都洛陽高等技芸女学校(現在の洛陽総合高等学校)卒業。専攻は被服学。
- 1936年(昭和11年) - 福岡県八幡市(現在の北九州市)に女子教育のため筑紫洋裁女学院を創設し夫・宇城信五郎と共に同校運営に尽力した。
- 1948年(昭和23年) - 福岡県小倉市(現在の北九州市小倉北区)の現在地に東筑紫学園高等学校を創設し校長に就任。
- 1950年(昭和25年) - 短期大学制度の発足と同時に東筑紫短期大学を設立。
- 1967年(昭和42年) - 藍綬褒章。
- 1980年(昭和55年) - 学長。
- 1982年(昭和57年) - 学校法人東筑紫学園理事長に就き、他に九州栄養福祉大学などを運営する同学園の基礎を築いた。
- 1989年(平成元年) - 勲三等瑞宝章受章。現在同学園は孫の宇城照耀が継いでいる。
書籍
[編集]- 『被服縫製理論』(1961年)
- 『被服概論』(1962年)
- 『欧米の光と影』(1962年)
- 『日本刺繍―東筑紫短期大学作品集』(1976年)
- 『慈しみの光の中で』(1991年)