宇宙桜 (2000年)
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宇宙桜(うちゅうざくら[1])は2000年(平成12年)に毛利衛宇宙飛行士と共にスペースシャトル・エンデバー号で宇宙を飛行した種から生じた桜[1][2]。毛利は故郷の北海道余市町で160粒のオオヤマザクラ(エゾヤマザクラ)の種子を預かり、11日間と5時間38分に及ぶ宇宙飛行を行った後に帰還[1][2]。北海道立林業試験場で苗木に育てられた後、全国科学館連携協議会と余市町の協力により日本全国の30の科学館に苗木が配布された[3][4]。
各地の宇宙桜
[編集]- 余市宇宙記念館(道の駅スペース・アップルよいち、北海道余市町)[5]
- 田中舘愛橘記念科学館(岩手県二戸市)[6]
- 多摩六都科学館(東京都西東京市)[7]
- 栃木県子ども総合科学館(栃木県宇都宮市)[1]
- 岐阜市科学館(岐阜県岐阜市)[3]
- 伊丹市立こども文化科学館(兵庫県伊丹市)[8]
- 倉敷科学センター(岡山県倉敷市)[4] - 猛暑により樹勢が衰え2024年(令和6年)に枯死が確認された[9]。
註
[編集]- ^ a b c d 8.エゾヤマザクラ(子ども総合科学館) 栃木県
- ^ a b 宇宙桜 山梨県、2024年4月15日。
- ^ a b 平成29年度 4月13日 宇宙桜が見頃を迎えました 岐阜市
- ^ a b 「宇宙桜(エゾヤマザクラ)」開花しました ライフパーク倉敷科学センター
- ^ 毛利さんゆかりの「宇宙桜」が今年も咲きました! スペース童夢
- ^ 宇宙桜 田中舘愛橘記念科学館
- ^ 第11回 西東京市に咲く、「宇宙桜」 西東京市
- ^ 「宇宙桜」9年連続開花 毛利さんと共に旅した種、ぐんぐん成長 伊丹・こども文化科学館 神戸新聞
- ^ 倉敷の「宇宙桜」猛暑で枯死 毛利衛さん搭乗シャトルに種積載 山陽新聞デジタル、2024年4月24日。