宇沢美子
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宇沢 美子(うざわ よしこ、1958年 - )は、日本の英米文学者。慶應義塾大学文学部教授。
略歴
[編集]1981年慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業、1987年同大学院文学研究科英米文学専攻博士課程単位取得退学。1990年旧・東京都立大学助教授、2005年慶應義塾大文学部教授[1]。2008年「ハシムラ東郷 イエローフェイスのアメリカ異人伝」で慶應義塾大学より博士(文学)の学位を取得。2009年『ハシムラ東郷』でヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞。
著書
[編集]- 『女がうつる ヒステリー仕掛けの文学論』(富島美子名義、勁草書房) 1993
- シャーロット・パーキンス・ギルマン「黄色い壁紙」の全訳を巻末に収録
- 『ハシムラ東郷 イエローフェイスのアメリカ異人伝』(宇沢美子名義、東京大学出版会) 2008
翻訳
[編集]- 『広告する小説』(ジェニファー・A・ウィキー、富島美子訳、国書刊行会、異貌の19世紀) 1996
- 『サロメ[要曖昧さ回避]と踊るエクリチュール 文学におけるミメーシスの肖像』(フランソワーズ・メルツァー、富島美子訳、ありな書房) 1996
- 『蒐集』(ジョン・エルスナー, ロジャー・カーディナル編著、高山宏,富島美子,浜口稔訳、研究社出版) 1998
- 『セクシュアル・ヴィジョン 近代医科学におけるジェンダー図像学』(ルドミラ・ジョーダノヴァ、宇沢美子訳、白水社) 2001