宇波川
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宇波川 | |
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水系 | 二級水系 宇波川 |
種別 | 二級河川 |
延長 | 3.7 km |
流域面積 | 22.50 km2 |
水源 | 石動山南斜面(宝達丘陵) |
河口・合流先 | 富山県氷見市 |
流域 | 富山県氷見市・石川県中能登町 |
宇波川(うなみがわ)は、富山県氷見市及び石川県中能登町を流れる二級河川。
特徴
[編集]灘浦地区での農業用水として多く利用されている。下流域では、一部ミカンを栽培している所がある。これは日本最北のミカン栽培地と言われる[1]。
地理
[編集]源流部は石動山の南麓で石川県を流れている。県境を経て五十谷川と合流し短い谷底平野を通って海へ流れる。戸津宮より上流では花崗岩・片麻岩・火山角礫岩など硬い岩石が多く河床勾配も大きい為、小滝が連続する狭い峡谷となっている。両岸には地滑り地形が多く、棚田が発達している[2]
生態
[編集]早瀬と深い淵があり、河床に硬い岩盤のある清流である事からアユの生育に適しており氷見市で最も多くの鮎が見られる川となっている。 1974年の調査では、戸津宮でタカハヤとヨシノボリが多く確認された。中流の二の湯井堰ではアユ・オイカワ・ウグイの他にアユカケ・ヨシノボリ・ウキゴリなど6科13種が確認された。下流の脇方橋ではアユの大群が確認され、その他にサケ・ウナギ・ボラ・ウグイ・ヌマチチブ・イトヨなど8科15種が確認された[3]
2018年(平成30年)5月並び7月に始めてカジカガエルの生息が確認された[4]。
脚注
[編集]- ^ 寒さに負けず育った懐かしの味 “灘浦みかん”(なだうらみかん) JA氷見市
- ^ 氷見市史9 資料編七 自然環境 24頁 1999年3月1日発行 氷見市史編さん委員会
- ^ 氷見市史9 資料編七 自然環境 378 -379 頁 1999年3月1日発行 氷見市史編さん委員会
- ^ 川上僚介, 西尾正輝「氷見市におけるカジカガエルの初記録」(PDF)『富山の生物』第58号、2019年、102-106頁、ISSN 13406558、2022年12月16日閲覧。
参考文献
[編集]- 富山大百科事典(北日本新聞)