安倍慎太郎
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安倍 慎太郎(あべ しんたろう、1850年(嘉永3年)- 1882年(明治15年)10月10日)は、日本の政治家。
経歴
[編集]1850年、安倍英任[1]の長男として長門国大津郡蔵小田村(現:山口県長門市油谷蔵小田)に生まれ、安倍家中興の祖と評される。安倍家は江戸時代に大庄屋を務め、酒と醤油の醸造を営む大地主であり、地元の名門として知られた豪家である[2][3]。慎太郎は明治12年(1879年)の第1回山口県議会議員選挙に当選、中央政界入りを狙うも明治15年(1882年)10月10日に32歳で死去した[3][4]。
親族
[編集]安倍慎太郎には直系が育たなかったため、妹のタメが郡内で名門として知られる椋木(むくのき)家から彪助を婿養子に迎える[5]。彪助はタメとの間に一人息子・安倍寛を儲けた[3]。寛の息子には安倍晋太郎、晋太郎の息子には安倍晋三、岸信夫がいる。