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安平昭二

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安平 昭二(やすひら しょうじ、1932年4月21日[1] - 2006年6月30日[2])は、日本会計学者学位は、経営学博士(1979年)(学位論文「標準勘定組織(コンテンラーメン)の理論・発展史・諸国の実情に関する研究」)。神戸商科大学名誉教授。

略歴

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兵庫県中町(現・多可町)出身。1962年神戸大学大学院会計学博士課程満期退学、1979年「標準勘定組織(コンテンラーメン)の理論・発展史・諸国の実情に関する研究」で経営学博士の学位を取得。神戸市外国語大学講師、助教授神戸商科大学助教授、教授。1996年定年退官、名誉教授[3]日本簿記学会会長[4]大阪国際大学教授、関西国際大学学長。

将棋を愛好しアマチュア四段、また詰将棋の愛好会「創棋会」メンバーだった[5]。また、演歌を愛好し、神戸文化小ホールでリサイタルを開き、マスコミにとりあげられたこともある[6]

著書

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  • 『コンテンラーメンの理論』天理時報社 1971
  • 『スイス簿記学説の研究』神戸市外国語大学外国学研究所 1971
  • 『標準勘定組織の展開 諸国のコンテンラーメンとその国際的統一化の動向』千倉書房 1977
  • 『簿記演習』税務経理協会 1978
  • 『簿記要論』同文館出版 1978
  • 『精説簿記原理』中央経済社 1979
  • 『簿記理論研究序説 スイス系学説を中心として』千倉書房 1979
  • 『簿記詳論』同文館出版 1980
  • 『初・中級簿記問題演習』中央経済社 1981
  • 『やさしい簿記入門』有斐閣新書 1981
  • 『上級簿記問題演習』中央経済社 1982
  • 『簿記 1 (初級編)』千倉書房 1983
  • 『簿記演習. 中級・上級問題』税務経理協会 1983
  • 『簿記 2 (中級編)』千倉書房 1984
  • 『簿記・会計学の基礎 シェアーの簿記・会計学を尋ねて』同文館出版 1986
  • 『簿記の理論と実際』第三出版 1988
  • 『初めて学ぶ人のためのルールでわかる簿記』税務経理協会 1988
  • 『企業簿記の理論と実際』東京経済情報出版 1991
  • 『入門会計学』東京経済情報出版 1992
  • 『簿記 その教育と学習』中央経済社 1992
  • 『会計システム論研究序説 簿記論的展開への試み』神戸商科大学経済研究所 1994
  • 『建設業経理事務士ガイドブック 1級財務諸表』西日本建設業保証株式会社監修 建設総合サービス 1997
  • 『入門企業会計』東京経済情報出版 1998
  • 『入門企業複式簿記』東京経済情報出版 1999

共編著

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  • 『簿記概論』興津裕康共著 千倉書房 1979
  • 『簿記原理 簿記講義1』大藪俊哉共編 有斐閣ブックス 1979
  • 『例解簿記演習 簿記講義2』大藪俊哉共編 有斐閣ブックス 1980
  • 『現代簿記会計用語辞典』宇南山英夫共編 同文館出版 1983
  • 『簿記・会計の理論・歴史・教育』編著 東京経済情報出版 1992
  • 『簿記・会計学の原理 ドイツ系会計学の源流を探る』戸田博之共編著 東京経済情報出版 2005

翻訳

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  • F.シェーラー『複式簿記の基礎理論』戸田義郎監訳 中央経済社 1969
  • カール・ケーファー『複式簿記の原理』千倉書房 1972
  • カール・ケーファー『資金計算書の理論』戸田博之、徐龍達倉田三郎共訳 千倉書房 1974-76
  • カール・ケーファー『資金計算書論入門』戸田博之,倉田三郎共訳 千倉書房 1977
  • パウル・ヴァイレンマン『資金計算書入門』税務経理協会 1988
  • O.A.G.トレイアー『アメリカ財務会計論 ヨーロッパ的視点からの考察』林昌彦共訳 千倉書房 1990
  • ケーファー『ケーファー簿記・貸借対照表論の基礎』郡司健共訳 中央経済社 2006

論文

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脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ 死去ネット
  3. ^ 安平昭二博士略年譜 (安平昭二教授退任記念号) 商大論集 1996-01
  4. ^ 歴代役員日本簿記学会
  5. ^ 湯川博士『ここで将棋と会いました』(情報センター出版局)P.16-18
  6. ^ 湯川博士『ここで将棋と会いました』(情報センター出版局)P.22
先代
武田隆二
日本簿記学会会長
1996年 - 1999年
次代
大藪俊哉
先代
村上敦
関西国際大学学長
2002年 - 2003年
次代
北畠霞