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安江明夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

安江 明夫(やすえ あきお、1945年4月5日 - 2021年1月29日)は、日本の図書館員国会職員。第19代国立国会図書館副館長

経歴

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石川県金沢市の金箔職人の家に生まれる[1]。1969年国際基督教大学教養学部社会科学科を卒業し、国立国会図書館入館[2]。カナダ・モントリオール大学派遣、米国・コロンビア大学図書館学校留学、逐次刊行物部長、総務部関西館準備室長、関西館長などを経て、2004年12月同館副館長。2006年2月同館副館長を退任し顧問となる[3]

その後、専門図書館協議会顧問、学習院大学大学院講師、企業史料協議会副会長、日仏図書館情報学会長等を歴任[3]

2015年国際基督教大学同窓会第10回DAY賞受賞[4]

2021年1月29日、腎細胞がんのため死去[5]

2023年11月、安江いずみ編『追憶 安江明夫』刊行。

親族

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実兄に岩波書店社長等を務めた安江良介[6]、 妻に元渋沢栄一記念財団職員の小出(安江)いずみ[1]がいる。

著作

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単著
  • 『公共図書館と協力保存 : 利用を継続して保証するために : 法人化第一回総会記念講演記録 (多摩デポブックレット ; 1)』共同保存図書館・多摩, 2009
監修

脚注

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  1. ^ a b 小出(安江)いずみ、小林直子 (2021-10). “理論と実践、二刀流の軌跡 : 安江明夫(資料保存関係)略年譜”. ネットワーク資料保存 第125号. 
  2. ^ web_DAY2015-1”. 国際基督教大学同窓会. 2024年4月27日閲覧。
  3. ^ a b 木本洋祐. “追悼安江明夫氏 : 氏が説いたこと、私が取り組んだ公文書館の「資料保存」の羅針盤”. 神奈川県立公文書館紀要 第10号. 
  4. ^ DAY賞 歴代受賞者 | 国際基督教大学同窓会”. 2024年4月27日閲覧。
  5. ^ 安江明夫氏が死去 元国立国会図書館副館長 - 日本経済新聞”. 2024年4月27日閲覧。
  6. ^ 勝俣誠, 加藤典洋, 高橋源一郎, 原武史, 武者小路公秀 (2017). “国際学部30年の歴史を振り返る : 明治学院大学国際学部創立30周年記念座談会”. 国際学研究 50号: 15.