安谷川橋梁
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安谷川橋梁(あんやがわきょうりょう)は、埼玉県秩父市(旧秩父郡荒川村)の安谷川に架かる秩父鉄道秩父本線の鉄道橋である。
概要
[編集]秩父鉄道秩父本線の三峰口延伸工事に伴って1930年(昭和5年)に完成した。武州中川駅 - 武州日野駅間の荒川支流である安谷川に架かる全長80.569mの橋梁である。
JR磐越西線阿賀野川当麻橋梁架け替えの際、旧橋桁であるボルチモアトラスを転用するために、日本国有鉄道から秩父鉄道に払い下げられた。浦山川橋梁、押手沢橋梁も同様に阿賀野川当麻橋梁より転用されたものである。
構造
[編集]中央部の1支間が単線上路式分格プラットトラス(ボルチモアトラス・ピン結合)、残り2支間が単線上路式プレートガーダー(架け違い式)である。トラスはアメリカン・ブリッジ製、プレートガーダーは汽車製造製である。
参考文献
[編集]- 『明治時代に製作された鉄道トラス橋の歴史と現状(第5報)米国系トラス桁その2』 (PDF) - 小西純一・西野保行・淵上龍雄著。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 歴史的鋼橋 安谷川橋梁(土木学会) — 橋に関する詳細なデータがある。
座標: 北緯35度57分11.5秒 東経139度1分32.8秒 / 北緯35.953194度 東経139.025778度