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安達史人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

安達 史人(あだち ふみひと、1943年 - 2024年9月30日)は福井県出身のブックデザイナー編集者著述家

「木の聲舎」代表。武蔵野美術大学機関誌「武蔵野美術」の元編集主幹兼アートディレクター。元武蔵野美術大学講師。

「あらちふみと」「森 魚名」名義での著書・寄稿も存在する。

来歴

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東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。

著書

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単著

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  • 『印刷・製版テクニック:デザイナー・編集者のための入門書』美術出版社《新技法シリーズ》、1979年
  • (編著)『資料・装飾文様』グラフィック社、1979年
  • 『神々の悲劇─ギリシア神話世界の光と闇』北宋社、1983年
  • 『印刷・製版の表現技法:デザイナー・編集者・印刷需要者のための入門書』美術出版社《新技法シリーズ》、1993年
  • 『言葉空間の遠近法:安達史人インタビュー集』右文書院、2002年
  • 『日本文化論の方法:異人と日本文学』右文書院、2002年
  • 『漢民族とはだれか:古代中国と日本列島をめぐる民族・社会学的視点』右文書院、2006年
  • 『東国武士政権 : 日記「玉葉」が捉えた鎌倉幕府の展開と、悲劇の武士たち』批評社、2018年
  • 『天皇学入門 : われわれ日本人は、天皇をどう捉えてきたのか』批評社、2022年
  • 『「徳川実紀」を読む(近世日本の光と影 ; 1)』静人舎、2024年

共著

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  • 『大衆としての現在:極言私語』語り:吉本隆明、聴き手・安達史人、北宋社、1984年
  • (監修)『面白いほどよくわかる家紋のすべて:発祥の由来や歴史的背景から見えてくる家紋の姿』日本文芸社《学校で教えない教科書》、2008年
  • (監修)『図解家紋がよくわかる:家紋をひもとくことで見えてくる自分のルーツ』日本文芸社《図解日文新書 No.355》、2010年
  • 金石範『《火山島》小説世界を語る!:済州島四・三事件/在日と日本人/政治と文学をめぐる物語』インタビュアー:安達史人・児玉幹夫、写真:内田亜里、右文書院、2010年
  • (監修)『面白いほどよくわかる家紋のすべて:歴史的背景から自分自身のルーツが見えてくる!』日本文芸社《学校で教えない教科書》、2012年

森魚名 名義の小説

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  • 『偽装恋愛:ある痴人の告白』彩流社、2017年
  • 『処女幻想譚:続・ある痴人の告白』彩流社)2018年
  • 『鷹の台の黄昏』静人舎、2023年