安長寺
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安長寺 | |
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所在地 | 愛知県豊田市梅坪町5丁目14-1 |
位置 | 北緯35度06分0.3秒 東経137度09分25.7秒 / 北緯35.100083度 東経137.157139度 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 大谷派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
文化財 | 山門(登録有形文化財) |
法人番号 | 8180305005553 |
安長寺(あんちょうじ)は、愛知県豊田市梅坪町5丁目14-1にある真宗大谷派の寺院。本尊は阿弥陀如来。楼門の山門は登録有形文化財。
歴史
[編集]創建
[編集]文明9年(1477年)、加賀国の杉浦安長が本願寺の蓮如上人に帰依して正蓮坊と名乗り、三河国加茂郡高橋庄大島郷(現・豊田市荒井町)に寺を創建した[1]。後にこの寺が安長寺となった[1]。
近世
[編集]幾度も水害にあったことで梅坪村に移転した[1]。享保年間(1716年-1736年)ごろに本堂が再建されたと伝わり、寛延3年(1750年)には鐘楼堂も再建された[1]。宝暦13年(1763年)の梅坪村の大火で本堂や鐘楼堂が焼失した[1]。大火後には梅坪村内で移転し、安永2年(1773年)ごろに本堂が再建され、天保3年(1832年)には山門も再建された[1]。
近現代
[編集]その後、本堂や鐘楼堂が建て替えられた[1]。2017年(平成29年)10月27日、山門が登録有形文化財に登録された。
文化財
[編集]登録有形文化財
[編集]- 山門 - 木造、瓦葺。間口3.9m。天保3年(1832年)竣工[1]。一間一戸の楼門。山門は上層に鐘を吊る鐘楼門ではなく、仏壇が設けられており、真宗寺院としては類例が少ないとされる。