宗福寺 (宇土市)
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宗福寺 | |
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位置 | 北緯32度41分10.2秒 東経130度38分29.2秒 / 北緯32.686167度 東経130.641444度座標: 北緯32度41分10.2秒 東経130度38分29.2秒 / 北緯32.686167度 東経130.641444度 |
宗旨 | 曹洞宗 |
宗福寺(そうふくじ)は、熊本県宇土市椿原町(つばわらまち)[1]に建てられた名和系宇土氏の菩提寺である。八代郡妙見町の曹洞宗悟真寺の末寺で、永正年間(1504 – 1521年)に建立された。開山は利屋貞和尚。
1546年(天文15年)6月には、名和系宇土氏2代の名和武顕の葬儀が営まれ、相良氏からも弔問使が遣わされた。名和氏の宇土城落居後は椿原村の共同管理となり、今日まで引き継がれているが、現在でも毎年4月8日には「名和氏一族の会」による法会が営まれている。
本堂には、本尊である地蔵菩薩立像のほか、名和系宇土氏2代の名和武顕・同3代名和行興の位牌が安置されており、境内には同5代名和行直の墓が建てられている。
なお椿原町には、名和武顕の勧請による椿原八幡宮がある[2]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- 『新宇土市史 通史編第二巻 中世・近世』宇土市史編纂委員会、2007年