定金恒次
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定金恒次(さだかね つねじ、1931年1月29日[1]- 2018年11月19日[2])は、国語教育者・日本近代文学研究者。
略歴
[編集]岡山県浅口郡鴨方町(現・浅口市)生まれ。1953年岡山大学教育学部卒業。小・中・高校教諭、中国・黒竜江省ハルビン市の黒龍江大学講師などをへて、倉敷市立短期大学教授。96年退職。その後岡山大学教育学部、くらしき作陽大学、倉敷看護専門学校等を兼務したのち、就実大学、倉敷芸術科学大学、福島リハビリテーション学院、岡山県立鴨方高等学校非常勤講師を務めた。
1967年実践国語賞、1968年山陽放送教育文化賞、1970年学校図書館功労賞、72年学校図書館賞、77年日本職業指導協会会長賞、2001年聖良寛文学賞受賞。日本職業指導協会会長[3]。岡山出身の文学者を研究した。
著書
[編集]- 『国語科読書指導の展開 中学・高校編』明治図書出版 1972
- 『木山捷平 『大陸の細道』への道』西日本法規出版 1991
- 『木山捷平の世界』日本文教出版 岡山文庫 1992
- 『木山捷平研究』西日本法規出版 1996
- 『赤松月船の世界』日本文教出版 岡山文庫 2004
- 『慧僧詩人赤松月船』西日本法規出版 2004
- 『阿藤伯海の世界』日本文教出版 岡山文庫 2019