実相寺 (北杜市)
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実相寺 | |
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所在地 | 山梨県北杜市武川町山高2763 |
位置 | 北緯35度46分50.8秒 東経138度22分2.8秒 / 北緯35.780778度 東経138.367444度座標: 北緯35度46分50.8秒 東経138度22分2.8秒 / 北緯35.780778度 東経138.367444度 |
山号 | 大津山 |
宗派 | 日蓮宗 |
創建年 | 不詳 |
文化財 | 山高神代ザクラ(史跡名勝天然記念物)、実相寺の梵鐘、蔦木氏代々の墓と石廟群(以上、北杜市指定文化財) |
公式サイト | 實相寺‐日本一の桜が生きる 實相寺 |
法人番号 | 5090005004776 |
歴史
[編集]創建年代は不明である。当初は真言宗の寺院であった。日蓮宗に転宗した時期について、次の二つの説がある。第一説は日蓮宗宗祖日蓮が、流罪地の佐渡国から帰還する途上、当寺に立ち寄り転宗したという説。第二説は1375年(天授元年)に実相院日応が、当寺住職真理法印を論破し、寺を譲り受けたという説である。当寺公式サイトでは第二説を採っている[1][2]。
永禄年間(1558年 - 1570年)に現在地に移転した。1561年(永禄4年)の川中島の戦いに際し、武田信玄は家臣に当寺で戦勝祈願を命じている[2]。
神代ザクラ
[編集]当院には「神代ザクラ」と呼ばれるエドヒガン種の桜があることで知られている。樹齢は約2000年といわれており、日本武尊お手植えの桜という伝説がある。その後、日蓮が当寺を訪れ、樹勢回復を祈ったところ、勢いを取り戻したことから「妙法桜」ともいわれている[2]。
文化財
[編集]- 山高神代ザクラ(史跡名勝天然記念物 大正11年10月12日指定)[3]
- 実相寺の梵鐘(北杜市指定文化財 昭和53年11月1日指定)[4]
- 蔦木氏代々の墓と石廟群(北杜市指定文化財 昭和60年11月1日指定)[4]
交通アクセス
[編集]- 須玉ICより車10分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年