宣伝用刊行物の没収
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宣伝用刊行物の没収(せんでんようかんこうぶつのぼっしゅう、英語: confiscation of propaganda publications)は、連合国軍占領下の日本において、GHQが実施した、流通する図書のうち、当局が指定したものを没収した政策のこと。焚書とされることがある。
1946年3月17日のSCAPIN[1]に基づいて開始され[2]、1928年から1945年に刊行された図書のうち、7769件が、個人の所蔵などを除くほぼ全ての流通から没収され、処分された。
過程
[編集]西尾幹二は、対象となった図書の選考に関わった主要人物として、岡田温帝国図書館長による記事を引用しながら、尾高邦雄、金子武蔵、牧野英一の三氏を挙げている。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ SCAPIN-824: CONFISCATION OF PROPAGANDA PUBLICATIONS(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 文部省社会教育局(1949)連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順 p.1(国立国会図書館)
参考文献
[編集]- 西尾幹二『GHQ焚書図書開封 米占領軍に消された戦前の日本』徳間書店、2008年6月30日。ISBN 978-4198625160。
- 占領史研究會『GHQに没収された本 : 総目録 増補改訂』占領史研究會、2005年。ISBN 978-4-87902-025-3。