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室伏憲吾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

室伏 憲吾(むろふせ けんご[1]1924年[2] - )は、日本労働運動家実業家。元国鉄労組中央執行委員[2]

経歴

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静岡県生まれ[2]長野県出身[3]国鉄新宿検車区に勤務。1946年12月国鉄東京地方労組青年部部長[4]。1947年11月国鉄反共連盟(のち国鉄民主化同盟)の結成に参加[5]。国鉄青年民同に所属[6]。1948年3月の国労第3回臨時大会(上諏訪大会)時点で国鉄労組中央執行委員(新橋支部選出)[2]。1949年7月独立青年同盟(独青)結成で委員長[6]。1950年6月朝鮮戦争の勃発とともに国鉄労組中央執行委員を辞任。1951年3月「労働運動どころではない」と国鉄を退職[2]。のち松前重義を頼って東海不動産の社長となった[6]

人物

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脚注

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  1. ^ 信夫清三郎『アジアの革命と日本』勁草書房、1967年
  2. ^ a b c d e 南整『日本の人脈――労働運動のあゆみ』日刊労働通信社、1973年
  3. ^ 水野秋『転換の時代』労働教育センター、1980年
  4. ^ 労働省編『資料労働運動史 昭和20.21年』労務行政研究所、1951年
  5. ^ a b 高島喜久男『戦後労働運動私史 第1巻 1945-1949』第三書館、1991年
  6. ^ a b c d 堀内慎一郎「「『総評―社会党ブロック』と『同盟―民社党ブロック』の対立」成立の萌芽――独立青年同盟の結成と排撃――」『年報政治学』67巻2号、2016年
  7. ^ 諸永裕司『葬られた夏――追跡・下山事件』朝日新聞社、2002年/朝日文庫、2006年
  8. ^ 森達也『下山事件』新潮社、2004年/新潮文庫、2006年

関連文献

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  • 荒垣秀雄『現代人物論』(河出書房、1950年)
  • 大宅壮一『仮面と素顔――日本を動かす人々』(東西文明社、1953年)
  • 片島紀男『三鷹事件――1949年夏に何が起きたのか』(日本放送出版協会、1999年/新風舎[新風舎文庫]、2005年)