宮コン
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宮コン(みやコン)とは街コンの源流となった栃木県宇都宮市のイベント[1]。
概要
[編集]「宮コン」は2004年8月に第1回目が100人規模で開催された。オリオン通りの飲食店経営者らが発案したもので、商店街の店を渡り歩き、飲食や異性との交流を目的としたイベントであった[1]。この企画には、バブル崩壊後の経済の長期低迷、福田屋百貨店の郊外移転、ams宇都宮および後継の109 UTSUNOMIYAの撤退などの影響でオリオン通りの求心力が低下し、シャッター通り化が進んだ商店街の活性化を期待したものであった[1]。
新しい「地域活性化」・「恋活」イベントとして全国的な話題になり、メディアなどに多数とりあげられたことで、2011年初頭には2000人が一度に参加する規模に成長。その後「宮コン」形式のイベントが「街コン」という名前で全国の都市へ広がった。2013年には「宮コン」が中心となって全国の「街コン」イベントのモラル維持の為に「日本街コン協会」が設立された。
脚注
[編集]- ^ a b c 篠﨑 監修 2014, p. 122.
参考文献
[編集]- 篠﨑茂雄 監修 編『意外と知らない栃木県の歴史を読み解く! 栃木「地理・地名・地図」の謎』実業之日本社〈じっぴコンパクト新書218〉、2014年11月13日、191頁。ISBN 978-4-408-45532-7。