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宮古島文学賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮古島文学賞
(みやこじまぶんがくしょう)
受賞対象短編小説
日本の旗 日本
主催宮古島市文化協会
公式サイトhttp://miyakobunka.com/prize.html

宮古島文学賞(みやこじまぶんがくしょう)は、日本文学賞

概要

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宮古島で受け継がれてきた文学の風土と営々と流れる文学への思いを礎として、文芸活動のさらなる振興を図り、島の風土に育まれる文学を発信することを目的に創設された[1][2]。主催は、宮古島市文化協会[1][3]。共催は、宮古島市、宮古島市教育委員会[1]。後援は、沖縄県、沖縄県文化協会、沖縄タイムス社琉球新報社宮古新報、宮古毎日新聞社、宮古テレビなど[1]。「島」とテーマとする短編小説を募集しており、純文学児童文学推理歴史SFなどジャンルは問われない[4]。日本語で書かれた、未発表のオリジナル作品に限られる[4]。枚数規定は、400字詰め原稿用紙換算で30 - 50枚[4]。応募資格は問われない[4]。一席入賞者には副賞として50万円が、二席入賞者には副賞として10万円が贈られる[4]

宮古島を拠点とした賞としては、平良好児賞(1997年 - 2014年)がある[5]

入賞作品

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回(年) 受賞者 作品 審査員
第1回(2017年) 一席 神津キリカ 「水靴と少年」 椎名誠もりおみずき頭木弘樹
二席 小池昌代 「匙の島」
佳作 森田たもつ 「蝉衣に吹く風」
玉元清 「笛吹川」
長野和夫 「笹舟」
第2回(2018年) 一席 森田たもつ 「みなさん先生」 椎名誠、もりおみずき、大城貞俊
二席 該当作品なし
佳作 佐鳥理 「紺碧のサンクチュアリ」
第3回(2019年) 一席 増田哲也 「宮古の花の咲かせかた」 椎名誠、もりおみずき、大城貞俊
二席 岡本直美 「あの夏のひと」
佳作 玉元清 「吾が守研究会案内状」
佐鳥理 「ショートカット」
第4回(2020年) 一席 野原誠喜 「猫投祭(マユーナギー)」 椎名誠、もりおみずき、大城貞俊
二席 仲間望 「レモン色の月」
佳作 中里咲耶 「島の音状」
第5回(2021年) 一席 馬場広大 「山の女」 椎名誠、もりおみずき、大城貞俊
二席 仲間望 「夜行島」
佳作 鳥光宏 「― 銀游回帰 ―『スクが来た!』」
第6回(2022年) 一席 高杉晋太郎 「ソラピーの夢」 椎名誠、もりおみずき、大城貞俊
二席 見坂卓郎 「檻の魚」
佳作 玉元清 「カルロタコ、食べますか?」
第7回(2023年) 一席 伊佐山昂 「水平線」 椎名誠、もりおみずき、大城貞俊
二席 佐藤陽翔 「爆ぜる。」
佳作 半崎輝 「夏の消印」

脚注

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出典

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