宮地神社 (七所宮)
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宮地神社 (七所宮) | |
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宮地神社 (七所宮) 楼門 | |
所在地 | 熊本市南区城南町宮地935 |
位置 | 北緯32度42分46.91秒 東経130度43分56.84秒 / 北緯32.7130306度 東経130.7324556度座標: 北緯32度42分46.91秒 東経130度43分56.84秒 / 北緯32.7130306度 東経130.7324556度 |
主祭神 |
健磐龍命 八幡宮 八井耳玉命 速瓶玉神 金凝神 新彦神 雨宮大神 |
社格等 | 旧郷社 |
創建 | 770年(宝亀元年) |
別名 | 七所宮(しちしょうぐう) |
例祭 | 10月15日 |
宮地神社(みやじじんじゃ)は、熊本県熊本市南区城南町に鎮座する神社である。通称 七所宮 (しちしょうぐう)として知られる。旧社格は郷社。
由緒
[編集]770年(宝亀元年)、阿蘇大宮司が勧請した。1183年(寿永2年)、源頼朝が関東永池より八幡神を勧請し、主祭神として7柱の神を祀るため 七所宮 と称し、隈庄城の鎮守として崇拝を受けてきた[1]。
戦乱の影響などで衰退したが、加藤清正公、細川重賢公らにより再建・修築された。楼門は江戸時代末期に建立されたもの。
1868年(明治元年)に宮地神社と改称。1882年(明治15年)郷社に列した[2]。1975年(昭和50年)、鎮座1200年祭を斎行した。
御祭神
[編集]- 一宮 - 健磐龍命(阿蘇神社の主祭神。神武天皇の御孫)
- 二宮 - 八幡宮(応神天皇)
- 三宮 - 八井耳玉命(甲佐大神)
- 四宮 - 速瓶玉神(国造大神)
- 五宮 - 金凝神(綏靖天皇)
- 六宮 - 新彦神(田鶴原大明神)
- 七宮 - 雨宮大神(四宮・速瓶玉神の妃)
例祭日
[編集]寓話
[編集]- 七所宮の夜泣き貝
- 雨が降る日、神社の境内にある楠に小さな巻貝が現れる。その巻貝を子供の枕の下に敷くと、子供の夜泣きが止まると言われている。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 下益城郡教育支会編『下益城郡誌』1922年(名著出版復刻、1973年)
- 城南町誌編纂会編纂『城南町誌』下益城郡城南町、1965年、887-888頁
- 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年、622-623頁