宮城県宮城第一高等学校
宮城県宮城第一高等学校 | |
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北緯38度16分7.2秒 東経140度51分5.1秒 / 北緯38.268667度 東経140.851417度座標: 北緯38度16分7.2秒 東経140度51分5.1秒 / 北緯38.268667度 東経140.851417度 | |
過去の名称 |
仙台市高等女学校 宮城県高等女学校 宮城県第一高等女学校 宮城県第一女子高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 宮城県 |
設立年月日 | 1897年4月12日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 |
普通科 国際探究科・理数探究科 |
学校コード | D104211010026 |
高校コード | 04117D |
所在地 | 〒980-0871 |
宮城県仙台市青葉区八幡一丁目6-2 | |
外部リンク | https://miyaichi.myswan.ed.jp/ |
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宮城県宮城第一高等学校(みやぎけん みやぎだいいちこうとうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区八幡一丁目にある県立高等学校である。通称は「宮一」(みやいち)あるいは「宮城一高」(みやぎいちこう)、または女子校時代の校名を取った「一女」(いちじょ)。
英語名称はMiyagi First Senior High School としている。
明治時代に高等女学校として設立されて以来、平成に至るまで女子校であったが、2008年度(平成20年度)から男女共学となり、旧称の「宮城県第一女子高等学校」から改称された。
県内唯一人工芝のグラウンドを所有する公立高等学校である。全国的にも珍しい。 2023年11月に新校舎が完成した。
女子クラス(通称:女クラ)と呼ばれる女子のみで構成されるクラスがある。 男女混合のクラスは共クラと呼ばれ、毎年度クラス替えのたびに変わる。
概要
[編集]旧制の高等女学校以来の伝統を持ち、いわゆるナンバースクールの一員である。理数科が設置されており、2002年度(平成14年度)から4年間はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校となっていた。
共学化前は全国でも珍しい公立の私服女子高校であった。
全国高等学校クイズ選手権の2番目、当時女子高として初の優勝校でもある。
設置学科
[編集]- 全日制
- 普通科
- 国際探究科・理数探究科
いわゆる二学区制(北学区・南学区)の時期、一女の理数科は宮城県内の高等学校の中では入学難易度が高く、居住地に関係なく、仙台圏はもとより宮城県全域から受験でき、定員が少ないため、毎年の入試では高倍率となっていた。
共学化について
[編集]- 本校の男女共学化は2008年(平成20年)春に実施された。同時に単位制に変更され、「宮城県宮城第一高等学校」に改称された。共学化後の新校名については、「福島女子 → 橘」や「安積女子 → 安積黎明」など隣りの福島県の女子高での変更例を良しとせず、最小限の変更に留めた。
- 校章・校歌は、一女のものが引き続き使用されている。
- 一女の体育ジャージは緑色であった。共学化とともに、2008年度(平成20年度)入学生からスタイルが変更され、ズボンの裾が絞られていないものとなったが、色は引き続き緑色である。
沿革
[編集]- 1897年 - 仙台市高等女学校として開校。
- 1900年 - 県移管、宮城県高等女学校と改称。
- 1919年 - 宮城県第一高等女学校と改称。
- 1948年 - 学制改革により宮城県第一女子高等学校と改称。
- 1953年 - 現在地に移転。
- 1969年 - 全校新校舎に移転。
- 1973年 - 服装を自由化。
- 1997年 - 創立100周年、理数科新設。
- 2002年 - スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定(現在は終了)。
- 2008年 - 共学化とともに単位制に移行し、校名を宮城県宮城第一高等学校に変更。
- 2023年 - 新校舎完成
アクセス
[編集]- 仙台駅西口バスプール10番または15番のりばで、東北大学病院経由の仙台市営バスに乗車、宮城一高前または八幡一丁目バス停で下車[1]。
- 仙台市地下鉄東西線・国際センター駅より徒歩約15分(自転車約6分)[1]。
- 仙台市地下鉄南北線・北四番丁駅より徒歩約25分(自転車約10分)[1]。
部活
[編集]運動部
陸上競技部
ソフトテニス部
女子テニス部
男子テニス部
新体操部
バスケットボール部
バドミントン部
弓道部
剣道部
山岳部
バレーボール部
女子サッカー部
男子サッカー部
水泳部
ソフトボール部
ハンドボール部
卓球部
文化部
文学部
語学部
演劇部
数学部
理化部
生物部
地学部
合唱部
美術部
写真部
ジャズダンス部
ギター部
管弦楽部
箏曲部
書道部
漫画文化研究部
軽音楽部
放送部
華道部
茶道部
囲碁部
競技かるた部
他多数の同好会、愛好会あり
著名な出身者
[編集]宮城県高等女学校
宮城県第一高等女学校
- 山本恭子 - 映画評論家
宮城県第一女子高等学校
- 松岡佑子 - ハリー・ポッターシリーズ訳者
- 渡邉惠理子 - 最高裁判所判事
- 黒田玲子 - 東京大学名誉教授、生物物理学者
- 野口晴子 - 経済学者
- 田中幹子 - 生物学者
- 若林ひとみ - ドイツ語翻訳家
- 阿部寿美代 - ノンフィクション作家
- 光丘真理 - 児童文学作家
- 松木彩 - テレビドラマのディレクター
- 菅英三子 - ソプラノ歌手
- 滝島雅子 - NHKアナウンサー
- 佐藤(旧姓・岡田)明子 - フリーアナウンサー、元仙台放送アナウンサー
- 我妻絵美 - フリーアナウンサー、元中京テレビ放送アナウンサー
- 丹野麻衣子 - フリーアナウンサー、元福島放送・北海道文化放送アナウンサー
- 八重樫葵 - 元秋田放送・福島テレビアナウンサー
- 内海安希子 - 声優
- 佐野未央子 - 漫画家
- 瀬田ハルヒ - 漫画家
- 秋元薫 - 作詞家、歌手
- 青柳嘉代 - フリーアナウンサー、元東日本放送アナウンサー
- トゥインクル - フォークデュオ
- 竹本恵 - 東京六大学野球初の日本人女性選手、新潟高校へ転校
宮城県宮城第一高等学校
行事
[編集]- 4月 - 春季体育大会(陸上競技)
- 5月 - 三女子校定期戦(2008年より共学化を理由に廃止。旧一女、二女、三女の3校が部活ごとに行っていた。)
- 7月 - 1・2学年夏期研修旅行(東日本大震災の影響により廃止。)、歌合戦
- 9月 - 秋桜祭
- 10月 - 秋季体育大会(球技)
- 12月 - 2学年研修旅行(夏期研修旅行の廃止に伴い2012年より実施。)