宮岡礼子
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宮岡 礼子(みやおか れいこ、1951年[1] - )は、日本の数学者。理学博士。東北大学名誉教授[1]。専門は曲面論、超曲面論、可積分系、特殊幾何学、G‐構造論。夫は同じく数学者の宮岡洋一。
1951年東京都生まれ[1]。1969年東京都立戸山高等学校卒業。1969~1973年東京工業大学理学部数学科入学及び卒業[2]。1975年同大学大学院理工学研究科数学専攻修士課程修了[3]。1983年東京工業大学より理学博士の学位を取得(学位論文:「Complete hypersurfaces in the space form with three principal curvatures(空間形の中の3つの主曲率をもつ完備超曲面の研究)」。
東京工業大学理学部助手、同大学大学院理工学研究科助教授、上智大学理工学部教授、九州大学大学院数理学研究院教授を経て、2007年東北大学大学院理学研究科教授[3]。
「デュパン超曲面および極小曲面に関する研究業績」により2001年日本数学会幾何学賞受賞[4][3]。
脚注
[編集]- ^ a b c “宮岡 礼子 Reiko Miyaoka | 現代ビジネス @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2023年1月3日閲覧。
- ^ “宮岡礼子 研究室の窓 原点は極小曲面 数理科学 2022年10月号P70 No.712「東大の入試がなかった1969年に入学」”. 株式会社 サイエンス社. 2023年2月5日閲覧。
- ^ a b c “vol.44 証明を探究する数学の世界と、正解のない育児。試行錯誤の繰り返しが、やがてベストになると信じて。働く母よ、“しなやかに”強くあれ。 « 東北大学 女性研究者育成支援推進室”. tumug.tohoku.ac.jp. 2023年1月3日閲覧。
- ^ “宮岡 礼子 researchmap”. JST 国立研究開発法人 科学技術振興機構. 2023年2月5日閲覧。