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宮川正幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宮川 正幸(みやがわ まさゆき、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

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師系・経歴不明。宮川を名乗ることから宮川長春の門人ともいわれているが[1]、その画風は菱川師宣を起りとする菱川派のものであり、長春の門人であったかどうかは明らかではない。作画期は享保の頃とされ、肉筆美人画の作が知られる。

作品

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作品名 技法 形状・員数 寸法(縦x横cm) 所有者 年代 落款・印章 備考
縁先美人図 絹本著色 1幅 47.5×74.2 東京国立博物館[2] 正徳-享保年間前期頃 款記「日本繪師宮川正幸圖」
雪中傘さし美人 紙本着色 額装1面 75.7x36.7 光ミュージアム[3] 款記「日本繪師宮川正幸筆」/「正幸」白文重廓八角印

脚注

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  1. ^ 『浮世絵師伝』、『原色浮世絵大百科事典』第2巻(130頁)。
  2. ^ 縁先美人図 - 東京国立博物館 画像検索
  3. ^ 富山県水墨美術館編集 『花鳥風月こころに響く美の世界 光ミュージアムの名品より』 花鳥風月展実行委員会、2018年9月14日、第22図。

参考文献

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