宮川正幸
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宮川 正幸(みやがわ まさゆき、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
[編集]師系・経歴不明。宮川を名乗ることから宮川長春の門人ともいわれているが[1]、その画風は菱川師宣を起りとする菱川派のものであり、長春の門人であったかどうかは明らかではない。作画期は享保の頃とされ、肉筆美人画の作が知られる。
作品
[編集]作品名 | 技法 | 形状・員数 | 寸法(縦x横cm) | 所有者 | 年代 | 落款・印章 | 備考 |
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縁先美人図 | 絹本著色 | 1幅 | 47.5×74.2 | 東京国立博物館[2] | 正徳-享保年間前期頃 | 款記「日本繪師宮川正幸圖」 | |
雪中傘さし美人 | 紙本着色 | 額装1面 | 75.7x36.7 | 光ミュージアム[3] | 款記「日本繪師宮川正幸筆」/「正幸」白文重廓八角印 |
脚注
[編集]- ^ 『浮世絵師伝』、『原色浮世絵大百科事典』第2巻(130頁)。
- ^ 縁先美人図 - 東京国立博物館 画像検索
- ^ 富山県水墨美術館編集 『花鳥風月こころに響く美の世界 光ミュージアムの名品より』 花鳥風月展実行委員会、2018年9月14日、第22図。