宮本武蔵 二刀流開眼 (1963年の映画)
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宮本武蔵 二刀流開眼 | |
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監督 | 内田吐夢 |
脚本 |
鈴木尚之 内田吐夢 |
製作 | 大川博 |
出演者 |
中村錦之助 (萬屋錦之介) 丘さとみ 入江若葉 江原真二郎 平幹二朗 木村功 薄田研二 浪花千栄子 木暮実千代 高倉健 |
音楽 | 小杉太一郎 |
撮影 | 吉田貞次 |
編集 | 宮本信太郎 |
製作会社 | 東映京都撮影所 |
配給 | 東映 |
公開 | 1963年8月14日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | 宮本武蔵 般若坂の決斗 |
次作 | 宮本武蔵 一乗寺の決斗 |
『宮本武蔵 二刀流開眼』(みやもとむさし にとうりゅうかいげん)は、1963年(昭和38年)8月14日公開の日本映画である。東映製作・配給。監督は内田吐夢、主演は中村錦之助(萬屋錦之介)。富士フイルムカラー、東映スコープ、104分。
吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作とした、「内田監督・中村主演の『宮本武蔵』シリーズ」全5部作の第3作。配収は3億円で、この年の邦画配収ランキング第4位となった[1]。
スタッフ
[編集]- 監督:内田吐夢
- 製作:大川博
- 原作:吉川英治
- 企画:辻野公晴、小川貴也、翁長孝雄
- 脚本:鈴木尚之、内田吐夢
- 撮影:吉田貞次
- 音楽:小杉太一郎
- 美術:鈴木孝俊
- 装置:館清士
- 装飾:佐藤彰
- 録音:渡辺芳文
- 照明:和多田弘
- 編集:宮本信太郎
- 助監督:山下耕作、篠塚正秀、野波静雄
- 進行主任:片岡照七
キャスト
[編集]- 宮本武蔵(武芸者):中村錦之助 (萬屋錦之介)
- 林彦次郎(吉岡道場門弟):河原崎長一郎
- 祇園藤次(吉岡道場高弟):南廣
- 城太郎(武蔵の弟子):竹内満
- 赤壁八十馬(蒲生家浪人):谷啓
- 吉岡伝七郎(清十郎の弟):平幹二朗
- 渕川権六(本位田家家僕):阿部九州男
- 村田与三(柳生四高弟):片岡栄二郎
- 植田良平(吉岡道場高弟):香川良介
- 木村助九郎(柳生四高弟):外山高士
- 横川勘助(吉岡道場門弟):国一太郎
- 伝七郎の友人:楠本健二
- 庄田喜左ェ門(柳生家用人/柳生四高弟):堀正夫
- 出渕孫兵ヱ(柳生四高弟):神田隆
- 漁師:常田富士男
- 宿の主人:大崎史郎
- 木賃宿の親爺:片岡半蔵
- 小橋(吉岡道場門弟):遠山金次郎
- 西山(吉岡道場門弟):中村錦司
- 民八(吉岡家家僕):団徳麿
- 門弟:有川正治
製作
[編集]キャスティング
[編集]佐々木小次郎役のキャスティング予想をめぐり、怪情報が乱れ飛び、連日新聞紙面を埋めたが[2]、錦之介の弟分で、東映東京撮影所のエース・高倉健が抜擢された[2]。
併映作品
[編集]『馬喰一代』
脚注
[編集]- ^ 「映画40年全記録」『キネマ旬報増刊』1986年2月13日号、16頁。
- ^ a b 東映の軌跡 2012, pp. 109–110.
参考文献
[編集]- 東映株式会社総務部社史編纂 編『東映の軌跡』東映、2016年。