宮武剛
宮武 剛(みやたけ たけし、1943年10月2日 - )はジャーナリスト、ペンネームは宮武 剛(みやたけ ごう)[1]。学校法人日本リハビリテーション学舎[2]元理事長・顧問。
人物
[編集]1943年、京都府京都市中京区生まれ。京都府立朱雀高等学校を経て、早稲田大学第一政経学部卒業。在学中に大宅壮一の「東京マスコミ塾」第1期生で学ぶ。1968年毎日新聞社入社。同社西部本社報道部、東京本社社会部、同副部長、論説委員、科学部長、論説副委員長を経て、1999年に新設の埼玉県立大学保健医療福祉学部教授、2007年に目白大学大学院で新設の生涯福祉研究科教授に就任。2015年から一般財団法人日本リハビリテーション振興会理事長、2019年に学校法人日本リハビリテーション学舎に組織替えし理事長を務め、2022年5月退任、顧問を経て理事就任。
社会保障制度を専攻し、旧厚生省・人口問題審議会委員、旧労働省・労災保険審議会公益代表、厚労省・社会保障審議会委員、財務省・財政制度等審議会委員、首相諮問機関・社会保障国民会議第1分科会委員、同・社会保障制度改革国民会議委員などを歴任。
社会における活動(▲印は任期満了)
[編集]日本リハビリテーション学舎理事、キリン福祉財団理事、介護労働安定センター理事、毎日新聞東京社会事業団理事・(東日本大震災遺族対象の)毎日希望奨学金選考委員長、 日本臨床倫理学会理事、勇美記念財団理事、▲生命保険文化センター理事、SOMPO福祉財団評議員、日本医療機能評価機構評議員、清水基金評議員、▲年金シニアプラン総合研究機構評議員、全国社会福祉協議会▲理事、▲同会発行「月刊福祉」編集委員長、▲東京都国保団体連合会介護保険苦情処理委員長、NPO福祉フォーラム・ジャパン副会長、毎日新聞客員編集委員、福祉新聞論説委員。
著書
[編集]- 『将軍の遺言・遠藤三郎日記』毎日新聞社、1986年。ISBN 4620303569
- 『介護保険とは何か=福祉・医療の変革を迫る新しいシステム=』保健同人社、1995年。ISBN 4832701746
- 『介護保険のすべて=社会保障再編成の幕開け=』保健同人社、1997年。ISBN 4832702041 (同著で日本労働ペンクラブ特別賞受賞)
- 『Social Security in Japan』フォーリンプレスセンター、2006年。ISSN 2186-0289
- 『介護保険の再出発=医療を変える・福祉も変わる=』保健同人社、2006年。ISBN 483270317X
- 『年金のすべて』毎日新聞社、2007年。ISBN 4620314625
主な監修、共編著
[編集]- 『現代の社会福祉100の論点』(監修・共著)全国社会福祉協議会、2010年。(月刊福祉100年記念増刊号)
- 『現代の社会福祉100の論点Ⅱ』(監修・共著)全国社会福祉協議会、2012年。(月刊福祉増刊号)
- 『消費者からみた介護保険Q&A』国民生活センター編、中央法規出版、1998年。ISBN 4805817690
- 『大学病院ってなんだ』(共著)新潮社、1994年。ISBN 4104023019 98年に新潮文庫収載、ISBN 4101468214
- 『患者、国民のための医療改革』社会保険研究所、2005年。ISBN 9784789402101
- 『社会保障論』(共著)全国社会福祉協議会、2000年~2023年。(毎年度改定) 2023年度版 ISBN 9784793514142
主な連載
[編集]- 「宮武剛の社会保障言論」月刊・健康保険(健保連発行)2000年4月~2020年3月 20年間連載
- ハートネットTV「社会保障70年の歩み」(2015年8月~現在。第1回「首相への挑戦状」~第14回「ウサギとカメ」)
- ハートネットTV「社会保障ってなんだ」(2021年4月~現在。第1章生活保護~第6章子育て支援)
- 福祉新聞「論説」2013年4月~現在(毎月1回掲載)
- 毎日新聞「暮らしの明日・私の社会保障論」2014年4月~2020年3月(毎月1回掲載)
- コラム「外野席から」週刊・社会保障(法研発行)2013年4月~2015年3月、2020年4月~現在
出演
[編集]NHK教育テレビジョン(Eテレ)のハートネットTV「福マガ」(福祉マガジン)の編集長(キャスター)を2012年から2年余務めた。
脚注
[編集]- ^ 公益財団法人日本記者クラブ会員名簿、2012年12月発行、45ページ。
- ^ [1]専門学校 社会医学技術学院