家郷隆文
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家郷 隆文(かごう たかふみ、1930年 - )は、北海道岩見沢市生まれの国文学者。龍谷大学名誉教授。浄土真宗本願寺派僧侶。
来歴
[編集]1930年(昭和5年)、岩見沢市上幌向、浄土真宗本願寺派隆王寺に生まれる。岩見沢中学校(現・北海道岩見沢東高等学校)を経て、1953年北海道大学文学部国文科卒、1956年同大学院文学研究科国文学専攻修了。藤女子大学文学部教授を経て、龍谷大学文学部教授。1998年龍谷大学定年退職、同名誉教授。
専攻は日本中世文学史、百人一首などの和歌に関する研究で、宗教学的視点からアプローチした中世文学論を展開している。
歌手の中島みゆきは藤女子大学在学中に家郷ゼミに所属しており、卒業論文指導を受けた[1]。この時の卒論題目は「現代詩-谷川俊太郎-」(1974年)。
著書
[編集]- 『百人一首・その隠された主題』(桜楓社、1989年)
- 『四十人集』(思文閣出版、1998年)
- 『見つけた!「百人一首」の主題歌』(文芸社、2006年)
脚注
[編集]- ^ “中島美雪の3人の師――藤の花咲く頃に―― – 転轍される世界”. 2020年12月7日閲覧。