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寂静寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
寂静寺
位置 北緯34度24分32.4秒 東経132度58分57.9秒 / 北緯34.409000度 東経132.982750度 / 34.409000; 132.982750座標: 北緯34度24分32.4秒 東経132度58分57.9秒 / 北緯34.409000度 東経132.982750度 / 34.409000; 132.982750
山号 実相山
宗旨 浄土真宗
宗派 本願寺派
創建年 1549年
開基 祐圓
中興年 1886年
中興 道振和上
法人番号 8240005011936 ウィキデータを編集
寂静寺の位置(広島県内)
寂静寺
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寂静寺(じゃくじょうじ)は、広島県三原市本郷にある浄土真宗本願寺派の寺院。

山号は実相山。1549年創設。11代住職は元勧学寮頭。現住職は第14代目豊水正見。

歴史

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  • 天文18年(1549年) 開基祐圓が真宗道場を建立し、初代住職となる
  • 寛永8年(1631年) 寺地を現在地に移し、本願寺より山号、寺号を『実相寺寂静寺』と願い受ける
  • 明和7年(1770年) 猛火により寺院焼失、その後再建
  • 文化8年(1811年) 字を嵩山・豐水と号す
  • 寛政7年(1795年) 本堂再建
  • 明治14年(1881年) 山門新築
  • 大正7年(1918年) 勝友得度披露記念法要
  • 大正12年5月1日〜3日 道振和上百回忌法要
  • 昭和8年11代楽勝和上の勧学昇進を記念し、昭和10年4月 慶讃法要
  • 昭和16年 梵鐘五具足・外陣吊り灯籠を戦時に供出
  • 昭和24年 蓮如上人450回遠忌並びに12代勝友住職継職法要記念事業
  • 昭和52年 13代勝道住職継職法要
  • 平成元年9月6日 即如ご門主ご巡教並びに記念飢樹松・本堂畳裏替え
  • 平成10年11月8日 蓮如上人500回遠忌・副住職披露法要記念事業
  • 平成26年4月5日 13代住職継職法要実施

歴代住職

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  • 初代 祐圓
1549年寂静寺創設
  • 第2代 教西
  • 第3代 圓智
寺地を現在地に移す
  • 第4代 順惠
  • 第5代 順故
  • 第6代 称界(別名普厳)
  • 第7代 雲基
備後国金丸村の西福寺より入寺し、本堂天井等の普請を調える。
  • 第8代 道振
寺庭に学寮「教学堂」を設け、寺院子弟を教育。明治19年(1886年)9月、本願寺より勧学職を拝命。
  • 第9代 雲臺
司教に進む。万延元年没。
  • 第10代 裂網
  • 第11代 楽勝
裂網の長男。1876年生まれ。仏教大学(現在の龍谷大学)考究院卒業後、同大学講師・教授となり子弟の教育にあたる。大正9年司教、昭和8年4月勧学職を拝命。昭和20年勧学寮頭に就任。昭和30年8月27日没。墓碑は寂静寺、大谷本廟双方に存在。
  • 第12代 勝友
法務の傍ら社会福祉活動(人権擁護委員保護司)を長年務める。昭和54年勲五等瑞宝章叙勲、没後正六位追贈。
  • 第13代 勝道
勝友の長男。平成26年4月まで住職。長男は現住職。長女は西福寺 (福山市新市町)現坊守。次女は極楽寺 (下関市)現坊守。
  • 第14代 正見
勝道の長男。平成26年4月より現住職。

住職著書

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  • 豊水楽勝『念仏往生の核心』(南部真宗教社、1921年1月)ASIN: B008YAZM9C

参考文献

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  • 『寂静寺 慶讃記念法要冊子』(寂静寺発行、1998年11月)

脚注

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外部リンク

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