富永祐治
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富永 祐治(とみなが ゆうじ、1902年(明治35年)3月29日 - 1997年7月25日)は、日本の交通経済学者。大阪市立大学経済学部名誉教授。
来歴
[編集]東京商科大学(のち一橋大学)卒、大塚金之助に師事。1929年大阪商科大学付属大阪市経済研究所勤務、1933年大阪商大助教授、教授、1953年「交通における資本主義の発展」で大阪商大経済学博士、大阪市立大学経済学部教授、1965年定年退官、名誉教授。都市交通研究所長。
著書
[編集]- 『本邦鉄鋼業と関税』大阪商科大学経済研究所 1932
- 『交通学の生成 交通学説史研究』日本評論社 1943 大阪商科大学研究叢書
- 『交通における資本主義の発展 日本交通業の近代化過程』岩波書店 1953
- 『富永祐治著作集』全3巻 やしま書房 1989-1990
- 共編著
翻訳
[編集]- マックス・ヴェーバー『社会科学方法論』立野保男共訳 岩波文庫 1936
- 『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』折原浩補訳 岩波文庫 1998