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寺井谷子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

寺井 谷子(てらい たにこ、1944年1月2日 - )は、日本の俳人

父は外科医で俳人の横山白虹。祖父は評論家の横山健堂

人物・来歴

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横山白虹・房子の四女として[1]福岡県小倉市(現・北九州市)に生まれる[2]。兄は長崎大学学長を務めた高分子化学者の横山哲夫。明治大学文学部演劇学専攻)を卒業[1]。俳句は10歳からはじめ[1]1966年より父の俳誌「自鳴鐘」の編集に携わる[2]1984年より同誌編集人[2]。副主宰を経て、2007年より「自鳴鐘」主宰。

1992年、第39回現代俳句協会賞[2]、北九州市民文化賞を受賞[2]2016年、第7回桂信子賞受賞。2017年、第16回山本健吉文学賞受賞。2024年、第24回現代俳句大賞受賞。2002年よりNHK俳壇選者。現代俳句協会副会長、日本文藝家協会会員。句集に『笑窪』『以為』『街・物語』『母の家』など。

著作

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単著

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  • 『笑窪 句集』沖積舎〈自鳴鐘叢書 第42輯〉、1986年10月。 
  • 『以為 句集』富士見書房〈「俳句研究」句集シリーズ ・15〉、1993年10月。ISBN 4-8291-7161-8 
  • 『街・物語 Photo×haiku』葦書房、1994年12月。ISBN 4-7512-0589-7 
    • 『街・物語 photo×haiku』(新装版)石風社、2011年6月。ISBN 978-4-88344-195-2  - 初版の出版者:葦書房。
  • 『未来 寺井谷子句集』角川書店〈今日の俳句叢書 37〉、1998年6月。ISBN 4-04-871537-2 
  • 『人寰 寺井谷子句集』毎日新聞社〈毎日俳句叢書 11〉、2001年5月。ISBN 4-620-90500-3 
  • 『四季を見る』梅里書房、2002年1月。ISBN 4-87227-222-6 
  • 『寺井谷子句集』ふらんす堂〈現代俳句文庫 54〉、2005年2月。ISBN 4-89402-704-6 
  • 『母の家 句集』角川書店、2006年4月。ISBN 4-04-651834-0 
  • 『紙の碑 秋灯かくも短き詩を愛し谷子』飯塚書店、2006年7月。ISBN 4-7522-2049-0 
  • 『俳句の海へ言葉の海へ NHK俳句』日本放送出版協会、2007年1月。ISBN 978-4-14-016147-0 
  • 『風の言葉 九州俳句歳時記』文學の森、2009年11月。ISBN 978-4-86173-423-6 
  • 『夏至の雨 句集』([角川俳句叢書]. [日本の俳人100]) KADOKAWA, 2015.4

共著

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  • 宮坂静生「はらわたの熱きを[たの]み」『全景宮坂静生』寺井谷子、花神社、2008年5月。ISBN 978-4-7602-1906-3  - 年譜あり。
  • 大山安太郎「光遍く」『大山安太郎全句集』寺井谷子、文學の森、2011年12月。ISBN 978-4-86438-078-2 
  • 『共に歩む 横山白虹・房子俳句鑑賞』飯塚書店, 2015.5

監修

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  • 横山房子『横山房子全句集』寺井谷子 監修、角川書店(出版) 角川グループパブリッシング(発売)、2008年9月。ISBN 978-4-04-652025-8  - 肖像あり。

出典

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  1. ^ a b c 第39回 寺井谷子”. 現代俳句協会. 2023年3月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 寺井谷子”. 図書出版 石風社. 2023年3月2日閲覧。

参考文献

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  • 坂口昌弘著『平成俳句の好敵手』文學の森

外部リンク

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