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寺田健一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

寺田 健一郎(てらだ けんいちろう、1931年 - 1985年10月23日[1])は、洋画家福岡県福岡市出身。西南学院大学卒業。明るい原色がうねる生命力あふれる抽象画を描いた。

1951年(昭和26年)二科展初入選。1959年(昭和34年)二科特選。その後会友となるが、1977年(昭和52年)退会。

一時期、西南学院中学校の美術担当講師をつとめ、1950年代谷川雁らの文学運動“サークル村”に参加。「午前」同人。食通で、西日本新聞に「昭和一ケタのくいしんぼ日記」「エカキの小休止」を連載するなど、随筆やテレビで幅広く活動。またがん手術の体験記「直腸切断」を出版。優しくシャイでいて強じんな博多町人の代表のような人だった。

絵画作品

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  • 太郎のトランプ
  • ドン・キホーテ
  • 貝の花
  • 花の宴
  • 艶容
  • 作品赤
  • タブー
  • 陽気な人
  • アルル(絶筆)
などがある

脚注

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  1. ^ 『20世紀物故洋画家事典』(美術年鑑社、1997年)p.200