寺田甚与茂
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寺田 甚与茂(てらだ じんよも、嘉永6年10月24日(1853年11月24日)[1] - 昭和6年(1931年)11月23日)は、日本の実業家。弟は寺田元吉。
略歴
[編集]大阪出身。江戸時代から創業した岸和田市の酒造業・寺田家の長男。質屋店員から一代で巨富を築き、寺田財閥を形成。1881年に第五十一国立銀行創立委員となり、頭取も務めた。以後、南海鉄道、岸和田紡績(後の大日本紡績、現・ユニチカ)などの各社長を歴任し、岸和田の近代化推進に貢献した。
甚与茂の死去後、長男の甚吉は南海鉄道、岸和田紡績などの社長を務めた。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 『関西財界外史 戦前篇』関西経済連合会、1976年、p.178。