寺西家阿倍野長屋
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寺西家阿倍野長屋 | |
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寺西家阿倍野長屋 (2020年3月) | |
情報 | |
用途 | 店舗 |
旧用途 | 住宅 |
設計者 | すがアトリエ (改修時) |
施工 | 川人工ム店 (改修時) |
建築主 | 寺西興一 |
建築面積 | 201 m² |
所在地 |
〒545-0051 大阪府大阪市阿倍野区阪南町1-50-25 |
座標 | 北緯34度37分59.2秒 東経135度30分58.7秒 / 北緯34.633111度 東経135.516306度座標: 北緯34度37分59.2秒 東経135度30分58.7秒 / 北緯34.633111度 東経135.516306度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2003年12月1日 |
寺西家阿倍野長屋(てらにしけあべのながや)は、大阪府大阪市阿倍野区に所在する歴史的建築物。国の登録有形文化財に登録され、大阪まちなみ賞を受賞している。また本項では同じく登録有形文化財となっている寺西家住宅主屋、寺西家住宅蔵についても述べる。
概要
[編集]1932年 (昭和7年)建築。同時期に建築された住宅街に建つ。4軒長屋2階建てであり、構造上では2軒ずつに分かれ、間に防火壁を設けている。長屋でありながら各戸毎に妻入りの玄関、また当初から風呂を持つ。取り壊してマンションを建築する計画もあったが、2003年 (平成15年) 12月1日、長屋としては全国初となる登録有形文化財となった。 翌年には宮大工によって再生され、2020年3月現在はイタリア料理店、日本料理店、中華料理店、焼肉店が営業されている。また、2006年には大阪まちなみ賞大阪市長賞を受賞した[1][2]。
- 主屋 – 1926年 (大正15年) 築、木造 、瓦葺き、建築面積102m2。東が平屋、西が入母屋造2階建。1階玄関横の応接室は切妻造で内外ともに洋風の意匠。2005年12月26日、登録有形文化財となった[3]。
- 蔵 – 1935年築、瓦葺き、建築面積18m2、主屋西側、土蔵造2階建、切妻造。基礎は花崗岩の石積、外壁は漆喰塗で頂部に鉢巻を廻す。南側に庇付の扉と窓、北側に窓を設置。2020年3月現在、蕎麦店を営業している。主屋と同日に登録有形文化財となった[4]。
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寺西家住宅主屋
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寺西家住宅蔵