寿命寺 (常陸大宮市)
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寿命寺 | |
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所在地 | 茨城県常陸大宮市野口3042-1 |
位置 | 北緯36度33分42.8秒 東経140度19分03.6秒 / 北緯36.561889度 東経140.317667度座標: 北緯36度33分42.8秒 東経140度19分03.6秒 / 北緯36.561889度 東経140.317667度 |
山号 | 信照山 |
院号 | 蓮台院 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 鎌倉時代前期 |
開基 | 入信(佐竹義繁) |
文化財 | 聖徳太子立像(常陸大宮市指定文化財) |
寿命寺(じゅみょうじ)は、茨城県常陸大宮市にある浄土真宗本願寺派の寺院。
前史
[編集]当寺の開基の入信は、俗名「佐竹義繁」といい、佐竹氏第4代当主であったが、武士として生きることに疑問を感じ、常陸国那珂郡穴沢村(現・茨城県東茨城郡城里町上阿野沢)に隠棲していた。ある夜、義繁は夢の中で法衣姿の人物より「親鸞聖人を訪ねて他力本願の教示を受けよ」と告げられた。義繁は親鸞のもとを訪れ、親鸞の法話を聴いて、これまでの悩みが解消され、親鸞に弟子入りし、「入信」を名乗ることになった[1][2]。
歴史
[編集]その後、親鸞は度々入信のもとに訪れていた。ある夜、親鸞と入信は山中で「光る物」を発見した。近づくと土中から光を発していた。掘り起こすと、阿弥陀如来像が出土した。親鸞はこれを喜び、この阿弥陀如来像を本尊とする寺を創建した。これが当寺の起源である[1][2]。
当寺は度々火災に遭っている。直近では2009年(平成21年)に全焼している[2]。
文化財
[編集]- 聖徳太子立像(常陸大宮市指定文化財)[3]
交通アクセス
[編集]- 路線バス御前山支所入口停留所より徒歩9分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年