寿松院 (台東区)

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寿松院
所在地 東京都台東区鳥越2-13-18
位置 北緯35度42分8.81280秒 東経139度47分13.40160秒 / 北緯35.7024480000度 東経139.7870560000度 / 35.7024480000; 139.7870560000座標: 北緯35度42分8.81280秒 東経139度47分13.40160秒 / 北緯35.7024480000度 東経139.7870560000度 / 35.7024480000; 139.7870560000
山号 不老山
院号 寿松院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 文禄3年(1594年
開山 吉蓮社善誉上人林貞
法人番号 4010505000291 ウィキデータを編集
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寿松院(じゅしょういん)は、東京都台東区にある浄土宗寺院

歴史[編集]

1594年文禄3年)、吉蓮社善誉上人林貞によって開山された。林貞は元々小田原の寿松院(無量寺)の3世住職であったが、後北条氏に代わって関東地方の新領主となった徳川家康の命により、居城の江戸に同名の寺を創建することになった[1]

創建当初は鍛冶橋御門内(現・東京都千代田区丸の内)に位置していたが、1603年慶長8年)に柳原雁淵(現・東京都千代田区岩本町)に移転、1645年正保元年)に現在地に移転した[2]

かつては、長寿院・信入院・良称院・峯体院・隆崇院・空巌院・玉泉院・紹隆院・清閑院などの塔頭を擁していた[3]が、現在は長寿院信入院しか残っていない。

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 無量寺の歴史無量寺
  2. ^ 寿松院浄土宗「新纂浄土宗大辞典」
  3. ^ 東京市浅草区 編『浅草区誌 下巻』文会堂書店、1914年、189-190p

参考文献[編集]

  • 東京市浅草区 編『浅草区誌 下巻』文会堂書店、1914年