専念寺 (犬山市)
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専念寺 | |
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所在地 | 愛知県犬山市犬山西古券262 |
位置 | 北緯35度22分58.4秒 東経136度56分14.9秒 / 北緯35.382889度 東経136.937472度座標: 北緯35度22分58.4秒 東経136度56分14.9秒 / 北緯35.382889度 東経136.937472度 |
山号 | 一部山 |
宗旨 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
文化財 | 本堂、庫裏(登録有形文化財) |
法人番号 | 8180005009326 |
専念寺(せんねんじ)は、愛知県犬山市犬山西古券262にある浄土宗の寺院。山号は一部山。本尊は阿弥陀如来。
洲浜牡丹双鳥鏡が犬山市指定文化財。本堂、庫裏が登録有形文化財[1][2]。境内には社会福祉法人白帝福祉会が運営する白帝保育園がある。
歴史
[編集]創建
[編集]弘治元年(1555年)、讃誉故念上人を開山として創建された。開基は犬山城主の池田恒興[3]。犬山城主の小笠原氏と平岩氏の菩提寺である[4]。
近現代
[編集]大正時代まで、参道には樹齢300年と推定される夫婦松の巨木があった[5]。戦後にはマツの巨木が1本のみとなり、1964年(昭和39年)までには残ったマツも枯れて倒れた。
住職の岡田春鳳は犬山市選挙管理委員長なども歴任した[6]。岡田春鳳は2002年(平成14年)2月15日に心不全で死去した[6]。
2007年(平成19年)12月5日、本堂と庫裏が登録有形文化財に登録された[1][2][7]。なお、犬山市では同時に常満寺の7件、佐橋家住宅主屋、浄誓寺本堂、西蓮寺の5件も登録されている[7]。
白帝保育園
[編集]1950年(昭和25年)2月10日、住職の岡田春鳳が本堂の一部を用いて白帝幼児園(現・白帝保育園)を設立し、4月に愛知県から認可を受けた[8]。犬山市では初の保育園である[8]。1971年(昭和46年)に社会福祉法人を設立し、1981年(昭和56年)に鉄筋コンクリート造2階建の園舎が完成した[8]。
2000年(平成12年)2月10日に開園50周年を迎え、2月13日には記念式典が行われた[8]。50年間の卒園児は2900人に上る[8]。
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白帝保育園やクスノキが見える境内
文化財
[編集]市指定文化財
[編集]- 洲浜牡丹双鳥鏡
- 1996年(平成8年)10月29日、犬山市指定文化財(工芸品)に指定された[9]。
登録有形文化財
[編集]- 本堂
- 庫裏
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本堂の内部
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山門
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 専念寺本堂 文化遺産オンライン
- ^ a b c d e f g h i 専念寺庫裏 文化遺産オンライン
- ^ 山村亜希「犬山城下町の空間構造とその形成過程」『地域と環境』14号、2016年12月
- ^ 岩倉街道 犬山市 Network2010
- ^ 吉田暁一郎『村瀬太乙の生涯』県政新聞社、1964年、p.74
- ^ a b 「訃報 岡田春鳳氏」『中日新聞』2002年2月16日
- ^ a b 「豊川のトヨテック社屋など 登録文化財 県内から19件」『中日新聞』2007年9月22日
- ^ a b c d e 「白帝保育園が50周年 13日、犬山で記念式典 卒園児も2900人に」『中日新聞』2000年2月11日
- ^ 犬山市文化財一覧 市指定文化財 犬山市