小三治 (映画)
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小三治 | |
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監督 | 康宇政 |
製作 | 安西志麻、米山靖[1][2] |
出演者 |
柳家小三治 (語り)梅沢昌代 |
撮影 | 杉浦誠[1][3] |
配給 | ドキュメンタリー映画「小三治」上映委員会 |
公開 |
2009年2月21日 (ポレポレ東中野) |
上映時間 | 104分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『ドキュメンタリー映画「小三治」』(ドキュメンタリーえいが こさんじ)[3]、ないし、『小三治』(こさんじ)は、落語家の10代目柳家小三治の日常を3年半にわたって映像に記録し、2009年に公開された日本のドキュメンタリー映画[2][4]。
2009年2月21日にポレポレ東中野で初上映され[3]、以降、神戸市の神戸アートビレッジセンター[4]、名古屋市のシネマスコーレなど[5]、全国およそ60カ所で上映された後、2014年9月に再びポレポレ東中野で上映された[6]。
また、この間、2010年6月にはDVDがリリースされた[6]。
おもにテレビのドキュメンタリー番組などを製作してきた康宇政にとって、初めて手がけた長編フィルム・ドキュメンタリー作品であった[3]。
内容
[編集]長期に及ぶ取材のきっかけとなった、鈴本演芸場における声楽リサイタル「歌ま・く・ら」をはじめ、小三治の寄席への出演とその楽屋裏、地方巡業、家族とのプライベートな会話の様子などを通し、落語家としての精進や人柄を描き出していく[5]。その合間に、桂米朝、入船亭扇橋、立川志の輔などが、それぞれの観点から小三治について語る[5]。
脚注
[編集]- ^ a b 小三治 - KINENOTE
- ^ a b 小三治 - MOVIE WALKER PRESS
- ^ a b c d “ドキュメンタリー映画『小三治』初日舞台挨拶レポート&康宇政監督インタビュー”. INTRO. 2016年2月7日閲覧。
- ^ a b “4月に「柳家小三治独演会」関西初企画、早くも完売”. 神戸新聞社. 2016年2月7日閲覧。 - 初出は『WAVE』(松方ホール友の会)2009 Winter 53号
- ^ a b c 青木信二 (2009年4月9日). “落語家「小三治」の素顔追う 11日からドキュメンタリー上映=愛知”. 読売新聞・中部朝刊・愛知: p. 26. "落語家柳家小三治の素顔に迫ったドキュメンタリー映画「小三治」(康宇政監督)が11〜24日、名古屋駅西口のシネマスコーレで上映される。… 小三治は元々「撮られるのは好きじゃない」と公言するほどシャイな人。そんな彼が、鈴本演芸場での声楽リサイタル「歌ま・く・ら」の取材なら……とOKしたのをきっかけに、カメラは高座に加え、寄席の楽屋裏から地方巡業、家族や弟子との語らいまでを追い、折々の表情を映し出す。… 桂米朝や友人でもある入船亭扇橋、立川志の輔らの“小三治論”も面白い。" - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ a b “ドキュメンタリー映画『小三治』”. オフィス・シマ. 2016年2月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 小三治 - IMDb
- 職業噺家。住所高座 ― 康宇政監督『小三治』-『図書新聞』第2907号(2009年2月28日)掲載の谷岡雅樹による映画評