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小佐野家住宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小佐野家住宅
所在地 山梨県富士吉田市上吉田三丁目632番地
位置 北緯35度28分34秒 東経138度47分38秒 / 北緯35.47611度 東経138.79389度 / 35.47611; 138.79389
類型 御師住宅
形式・構造 切妻造、妻入
延床面積 291㎡
建築年 西暦1861年 江戸時代末期
文化財 国の重要文化財
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小佐野家住宅(おさのけじゅうたく)は、山梨県富士吉田市上吉田、北口本宮冨士浅間神社の門前に建つ、江戸時代末期の住宅である。富士講御師の住宅であり、重要文化財に指定されている[1]。世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に含まれる。

概要

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江戸時代に86軒連なった富士山北口(富士吉田市)御師住宅[2]の一軒として、小佐野家が本住宅にて永らく御師を営んでいた。 御師住宅(小佐野家住宅)は単なる住宅ではなく、宿坊、御神前を備えている。 宿坊にて参拝者に宿を提供し、登山の世話を行い、御神前にて祈祷を行い、参詣者と神仏の仲立ちを行っていた[3]。 小佐野家住宅は、個人宅のため、非公開。 富士吉田市歴史民俗博物館の敷地内に、復元された小佐野家復元住宅がある[4]

歴史

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江戸時代末期、1861年文久元年)に御師の小佐野家により建てられた[2]。主屋は保存状態が良く歴史的価値が高いため、1976年(昭和51年)5月、国の重要文化財に指定された。また2013年(平成25年)6月には、富士山世界文化遺産に登録され、御師・小佐野家住宅はその構成遺産に認定された。

関連項目

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脚注

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  1. ^ 小佐野家住宅(山梨県富士吉田市上吉田) 主屋 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2020年6月22日閲覧。
  2. ^ a b 富士講と御師 北口本宮冨士浅間神社”. 2021年11月30日閲覧。
  3. ^ 国指定文化財 富士吉田市教育委員会”. 2021年11月30日閲覧。
  4. ^ 附属施設のご案内”. ふじさんミュージアム. 2021年11月30日閲覧。

外部リンク

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座標: 北緯35度28分34秒 東経138度47分38秒 / 北緯35.4761度 東経138.7939度 / 35.4761; 138.7939