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小寺菊子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小寺 菊子(こでら きくこ、1884年8月7日 - 1956年11月26日)は、日本の小説家

富山県出身。旧姓は尾島。徳田秋声に師事し、1911年に『父の罪』が大阪朝日新聞の懸賞小説に入選。同年に『青鞜』に参加し、自然主義的手法で女を描く。1914年に画家の小寺健吉と結婚し、筆名も小寺とする。少女小説を多く書いた。戦時中に筆を折る。

著書

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  • 少女小説御殿桜 尾島菊子 金港堂 1909.5
  • 文子乃涙 尾島菊子 金港堂 1910.4
  • 父の罪 尾島菊子 辰文館 1911.10 ゆまに書房から復刊
  • 頬紅 尾島菊子 春陽堂 1913
  • 紅あざみ 尾島菊子 日比谷書院 1914
  • 小鳥のささやき 少女小説 尾島菊子 東京社 1914
  • 紅ほゝづき 少女小説 尾島菊子 島田義三 1915
  • 百日紅の蔭 尾島菊子 実業之日本社 1915 ゆまに書房から復刊
  • 十八の娘 尾島菊子 須原啓興社 1917
  • 美しき人生 教文社 1925
  • 情熱の春 教文社 1928
  • 深夜の歌 教文社 1936 ゆまに書房から復刊

関連項目

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外部リンク

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