コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

小山恭輔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
獲得メダル
日本の旗 日本
競泳
パラリンピック
北京パラリンピック 50mバタフライ
ロンドンパラリンピック 50mバタフライ

小山 恭輔(おやま きょうすけ、1987年12月26日 - )は、日本の競泳選手。北京パラリンピック50mバタフライ銀メダリスト、ロンドンパラリンピック50mバタフライ銅メダリスト。クラスは運動機能障害S7[1]日鉄住金パイプライン&エンジニアリング所属[2]

人物

[編集]

東京都東久留米市生まれ[3]。中学2年生の時に脳梗塞となり、右半身を麻痺[4]東京都立清瀬高等学校に進学後から本格的に水泳を始め[5]日本社会事業大学社会福祉学部福祉援助学科卒業[6]。学生時代は東京ラッコに所属して水泳を続ける[7]。大学卒業後は日鉄住金パイプライン&エンジニアリングに入社[8]

2008年、初出場の北京パラリンピックにおいて50mバタフライで銀メダルを獲得[9]2012年ロンドンパラリンピックでは同じく50mバタフライで銅メダルを獲得[10]。しかし金メダルをかけて望んだ2016年のリオデジャネイロパラリンピック50mバタフライでは5位に終わった[11]。また50メートル自由形でも出場したが予選敗退となった[12]

脚注

[編集]
  1. ^ 日本経済新聞「パラ水泳、クラス分け変更の衝撃 引退決める選手も」、2018年10月15日更新。
  2. ^ 日鉄住金P&Eニュースリリース「小山恭輔選手がリオ・デ・ジャネイロ パラリンピック日本代表の候補に決定しました」、2016年03月11日更新。
  3. ^ 東久留米市 こんにちは市長です 「小山選手の表敬訪問」、2016年9月15日更新。
  4. ^ ニッポン放送 小山恭輔選手(パラ水泳日本代表)インタビュー(1)「脳梗塞を患い、生きる希望をなくし、自暴自棄になっていた小山を助けた同級性の千羽鶴と手紙」、2016年5月26日更新。
  5. ^ 東京都教育委員会 「平成17年度東京都教育委員会児童・生徒等表彰について」教育庁報 No.513、2006年3月6日発行。
  6. ^ 日本社会事業大学ニュース・イベント情報 「パラリンピック水泳日本代表の小山恭輔選手(本学卒業生)が来校しました」
  7. ^ マガジンハウスTarzan特別編集 パラアスリートJAPAN 究極のスポーツギア』2016年8月25日、46頁。
  8. ^ ニッポン放送 小山恭輔選手(パラ水泳日本代表)インタビュー(4)「習に専念でき、応援していただける幸福な環境」、2016年5月29日更新。
  9. ^ ニッポン放送 小山恭輔選手(パラ水泳日本代表)インタビュー(2)「こんなタイムで泳いではいけない」、2016年5月17日更新。
  10. ^ ニッポン放送 小山恭輔選手(パラ水泳日本代表)インタビュー(3)、「燃え尽き症候群からロンドンパラリンピックで銅メダルを獲るまで」、2016年5月28日更新。
  11. ^ 朝日新聞デジタル 競泳・小山恭輔「実力不足」中国3選手に競り負け5位、2016年9月10日更新。
  12. ^ 東久留米市トピックス 「市内在住の小山恭輔選手がリオデジャネイロパラリンピックで5位入賞しました」、2016年9月13日更新。

参考文献

[編集]

『Tarzan特別編集 パラアスリートJAPAN 究極のスポーツギア』(マガジンハウス)2016年8月25日 ISBN 978-4838751402

外部リンク

[編集]