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小島吉雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小島 吉雄(こじま よしお、1901年明治34年)1月24日 - 1989年平成元年)10月21日[1])は、日本の国文学者

学位は、文学博士九州帝国大学論文博士・1945年)(学位論文「後鳥羽上皇と新古今和歌集」)。大阪大学名誉教授。

経歴

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大阪府出身。1924年京都帝国大学文学部国文科卒。九州帝国大学助教授教授、1945年「後鳥羽上皇と新古今和歌集」で文学博士九州帝国大学)の学位を取得。1950年大阪大学文学部教授、1965年定年退官、名誉教授

「新古今和歌集の研究」をはじめ、中世歌論、連歌俳諧浄瑠璃を研究した。

1982年(昭和57年)には各種の古典講座を開催し、一般市民に古典文学への興味と理解を深めさせ、古典文学の普及に尽力してきたとして、大阪文化賞を受賞する[2]

著書

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  • 『新古今集講話』(出来島書店) 1943
  • 『新古今和歌集の研究』(星野書店) 1944
  • 『新古今集秀歌抄』(出来島書店) 1948
  • 『評釈古今・新古今集 解釈と鑑賞』(旺文社) 1968
  • 『能古 - 歌文集』(初音書房) 1972
  • 芭蕉奥の細道ところどころ 』(桜楓社) 1976
  • 『山房雑記』(桜楓社) 1977
  • 『新古今和歌集の研究』(和泉書院) 1993

校注

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脚注

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  1. ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、430頁。
  2. ^ 受賞者詳細情報 小島吉雄 - 大阪文化賞・大阪芸術賞