小島音三郎
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小島 音三郎 | |
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生誕 |
1861年 尾張国名古屋(現・愛知県名古屋市) |
死没 | 没年不明 |
職業 | 政治家 |
小島 音三郎(こじま おとさぶろう、1861年 – 没年不明)は、尾張国名古屋(現・愛知県名古屋市)出身の政治家。第2代津島町長(1890年-1902年)。
経歴
[編集]尾張国名古屋(現・愛知県名古屋市)出身。1885年(明治18年)に愛知県警の巡査となり、やがて巡査部長に昇進。1890年(明治23年)には海部郡津島町の有力者からの要請に応じて、第2代津島町長に就任した。小島は特に消防団の新設に取り組み、1891年(明治24年)の濃尾地震の際には小島が手掛けた消防団が大活躍した。
1900年(明治33年)には愛知県第三中学校(現・愛知県立津島高等学校)を津島町に誘致することに成功したが、この事業では莫大な起債も負っている。明治30年代には津島町立図書館の司書や『津島町誌』の編纂委員となり、津島の教育や文化面の発展にも尽力した。1902年(明治35年)には津島町長の座を退いたものの、その後も津島町助役を3回、津島町会議員を4期半務めるなど、陰から津島町の町政を支えた。
参考文献
[編集]- 税田幸一『地方自治政の沿革と其の人物 愛知県』自治通信社、1929年
- 津島ロータリークラブ・海部歴史研究会(編)『海部津島人名事典』津島ロータリークラブ、2010年