小川伸一
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小川 伸一(おがわ しんいち、1948年 - )は、日本の軍事学者。元防衛省防衛研究所研究部長。専門は核戦略、核軍備管理・軍縮、日本の安全保障問題。国際安全保障学会役員。
略歴
[編集]- 1948年 富山県東礪波郡庄川町(現在の砺波市)生まれ。
- 1972年 金沢大学法文学部法学科卒業。
- 1974年 同大大学院法学研究科修士課程修了。
- 1977年 カナダのカールトン大学大学院修士課程修了。
- 1978年 防衛庁防衛研修所。
- 1988年 イェール大学大学院政治学研究科博士課程修了。Ph.D.取得。
- 2004年 防衛研究所研究部長。
退官後の現在は、立命館アジア太平洋大学客員教授。
日本の核武装に関する見解
[編集]2003年時点で、小川は「日本が核武装する事に合理性は見いだせず、非現実的である。」とする見解を述べている[1]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『「核」軍備管理・軍縮のゆくえ』(芦書房, 1996年)
共著
[編集]- 『戦争の本質と軍事力の諸相』(彩流社, 2004年)
- 『核軍縮核不拡散の法と政治―黒澤満先生退職記念』(信山社, 2008年)
- 『抑止力を問う―元政府高官と防衛スペシャリスト達の対話』(かもがわ出版, 2010年)