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小川徹 (映画評論家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小川 徹(おがわ とおる、1923年2月25日-1991年2月10日)は、日本の映画文芸評論家

東京生まれ。学徒出陣を経験。1946年東北帝国大学法文学部経済科卒。1946年から時事通信社に勤務[1]、同人誌「世代」に参加。1961年「映画評論」編集部に移り、のち「映画芸術」編集長。『新日本文学』にもしばしば寄稿した。映画芸術新社社長。日活ロマンポルノ裁判特別弁護人、日活ビデオ、黒い雪裁判検定で証人として出廷、いずれも勝訴となった[2]

著書

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  • 『作家と女優』現代社 現代新書 1955
  • 『大きな肉体と小さな精神 映画による文明論』七曜社 1962
  • 『亡国の理想 肉体的映画文明論』七曜社 1963
  • 『鞭の用意 映画論集』芳賀書店 今日の状況叢書 1964
  • 『現代日本映画作家論』三一書房 1965
  • 『橋の思想を爆破せよ 小川徹映画論集 食と性からの発想』芳賀書店 1967
  • 『堕落論の発展 小川徹文学評論集』三一書房 1969
  • 『それは三島の死に始まる 対談集』編 立風書房 1972
  • 『私説アメリカ映画史』三一書房 1973
  • 『失われた『愛のコリーダ』 その再現とポルノ映画論』出帆社 1976
  • 花田清輝の生涯』思想の科学社 1978
  • 『小川徹の映画裏目よみ ジュウタン大爆撃』現代企画室 1981
  • 『父のいる場所』三一書房 1988
  • 『エクスポーズミーラブリー』潮出版社 1990

脚注

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  1. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報
  2. ^ 日本人名大辞典20世紀日本人名事典