小幡人形
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小幡人形(おばたにんぎょう)とは、滋賀県東近江市五個荘小幡町で作られている伝統的な土人形。
始まったのは享保年間[1]。小幡において京都への飛脚業を営んでいた安兵衛が、京都伏見において作られる伏見人形の製作方法を習得し持ち帰ったのが始まりとされる。鮮やかな原色、特に桃色による彩色が特徴である。
小幡人形を絶やしていけないと1983年の秋に愛好家らと立ち上げて、「小幡人形保存後援会グループ凸(でこ)」を結成、2019年に役割を果たし解散、そして保管し続けてきた13点は東近江市に寄贈した[2]。1994年には滋賀県伝統的工芸品に指定[3]。
1984年(昭和59年)と1992年(平成4年)には年賀切手の図柄に採用されたことがある。