小林一郎 (建築評論家)
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小林 一郎(こばやし いちろう、1952年9月17日 - )は、日本の建築評論家、編集者。ガード下(鉄道高架橋)空間利用考察のパイオニア。横丁と路地の考察も手がける。淑徳大学池袋サテライトキャンパス・エクステンションセンター講師、朝日カルチャーセンター千葉講師[1]、東急セミナーBE自由が丘講師。
東京都葛飾区柴又出身。東京外国語大学の日本語教育学者・小林幸江教授は従姉にあたる[2]。
1975年明治大学卒。卒業後、出版社の編集を経て、1984年、土木・建築を中心とした編集プロダクション・秋耕社を設立。鹿島出版会のほかX-Knowledgeなどの雑誌で執筆、単行本制作に長年たずさわる[3]。書評歴も長く、「住宅建築」(建築資料研究社)では10年以上続けていた[4]。 この編集プロダクションでの制作を通し、社会批評の戯画風イラストやチェルノブイリ・スケッチで知られる貝原浩(1947―2005)との交流を深める[5]。 2010年の「ガード下学会」を経て、2012年「横丁・小径学会」を設立[6]。
エピソード
[編集]定期的に「横丁・小径学会」を開催し、横丁と路地を探索(参加費用無料)。参加者は静岡県、茨城県、神奈川県、埼玉県、東京都、千葉県―—と各地域から[6]。
著書
[編集]著書
[編集]- 目利きの東京建築散歩 目利きの東京建築散歩 朝日新書・朝日新聞出版 2010年5月
- 江戸を訪ねる東京のんびり散歩 江戸を訪ねる東京のんびり散歩 ロコモーションパブリッシング 2010年6月
- 「ガード下」の誕生 「ガード下」の誕生 祥伝社新書 2012年4月
- 多摩川サイクリングロード完全ガイド マガジンハウス 2013年9月 ISBN 978-4-8387-2599-1
- 横丁と路地を歩く 柏書房 2014年5月 ISBN 978-4-7601-4409-9
- ここだけは見ておきたい東京の近代建築I 吉川弘文館 2014年7月 ISBN 978-4-642-08251-8
- ここだけは見ておきたい東京の近代建築II 吉川弘文館 2014年8月 ISBN 978-4-642-08252-5
- 金持ちは崖っぷちに住む 祥伝社 2015年9月
共著
[編集]- 自転車で東京建築さんぽ 小林・寺本著 平凡社 2009年10月
電子書籍
[編集]- ライオン看板――昭和の成熟と喪失 元木昌彦責任編集e―ノンフィクション文庫 ゼロメガ 2013年12月
出演
[編集]テレビ
[編集]- みのもんたの朝ズバッ!(2011年12月・2012年4月、TBS)
- やじうまテレビ!(2012年4月、テレビ朝日)
- アカルイ☆ミライ(2012年6月、毎日放送)
- ビーバップ!ハイヒール(2012年6月、朝日放送)
- L4you(2014年8月、テレビ東京)
- 大人の社会見学(2014年12月、NHK BSプレミアム)
- ちちんぷいぷい(2016年5月、毎日放送)
- Nスタ(2016年5月、TBS)
- みんなのニュースワンダー(2016年10月、関西テレビ)
- AbemaPrime(2017年2月、AbemaTV Abema news)
- バイタルTV(2018年3月、BS-TBS)
- 水曜VIP!(2018年5月、BS-TBS)
- かんさい情報ネットten.(2018年10月、読売テレビ)
- バイタルTV(2019年1月、BS-TBS)
- ノンストップ!(2019年5月、フジテレビ)
ラジオ
[編集]- 浜美枝のいつかあなたと(2012年5月、文化放送)
- みのもんたのウィークエンドをつかまえろ(2012年6月、文化放送)
- くにまるジャパン「白熱教室」(2012年7月、文化放送)
- ラジオ深夜便「明日への言葉」(2012年7月、NHK)
- 荒川強啓 デイ・キャッチ!ニュース・クリップ(2016年2月、TBSラジオ)
- 爆笑問題の日曜サンデー「サンデーマナブくん」(2017年9月、TBSラジオ)
- CILORS OF WONDER(2019年4月、J-WAVE 81.3FM)