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小林康治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小林 康治(こばやし こうじ 1912年11月12日 - 1992年2月3日)は、東京出身の俳人。

人物・来歴

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渋谷生まれ。青山学院中等部卒。1938年、根岸麦寸の「燈影会」で俳句を学ぶ。1940年、「」に入会し石田波郷に師事。1943年応召、1945年傷病兵として帰還。1953年、「鶴」復刊号発表の「四季貧窮」48句にて注目を浴びる。同年「鶴」同人、第1回鶴俳句賞受賞。1963年、『玄霜』にて第3回俳人協会賞受賞。1974年、「泉」を創刊・主宰。1980年、「泉」を辞し「林」を創刊・主宰。代表句「たかんなの光りて竹となりにけり」他。波郷の唱導する韻文精神を尊重し骨格のたしかな句を詠んだ。句集に『四季貧窮』『玄霜』『華髪』『叢林』『存念』『虚実』など。散文集に『口車亭覚書』。

著書

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  • 『華髪 句集』 (泉叢書)学文社, 1977.2
  • 『小林康治集』(自註現代俳句シリーズ) 俳人協会, 1978.10
  • 『潺湲集 句集』 (現代俳句選集) (泉叢書) 牧羊社, 1978.7
  • 『叢林 小林康治句集』 (林叢書) 林発行所, 1984.6
  • 『存念 小林康治句集』 (林叢書) 林発行所, 1988.10
  • 『口車亭覚書』 (林叢書) 林発行所, 1988.9
  • 『続・口車亭覚書』小林美津, 1992.12
  • 『虚実 句集』林同人会, 1992.12

参考文献

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  • 『現代俳句大事典』 三省堂、2005年

外部リンク

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