小林政太郎
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小林 政太郎(こばやし まさたろう、明治5年11月3日(1872年11月22日)[1][2]- 1947年12月6日[2])は、明治から昭和前期の医師、発明家。柔軟オブラートを発明した。
三重県田丸町(現在の玉城町)で医師小林藤十郎の長男として生まれる[1][3]。東京済生学舎を卒業し、18歳で医術開業試験に合格する[1]。明治35年(1902年)に柔軟オブラートを発明し[1][2]、小林柔軟オブラード製造所を設立して柔軟オブラートの製造を開始した[3]。日本以外にもイギリス、アメリカ、ドイツ、フランスで特許を取得した[1][2]。柔軟オブラートは、1904年のセントルイス万国博覧会で銅牌を受賞し、1910年の日英博覧会で金牌を受賞した[3]。
大正2年(1913年)には自動汽力製造装置を完成させ、オブラートの大量生産を行った[1][2]。