コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

小柳津政雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小柳津 政雄
生誕 1895年7月22日
日本の旗 日本 東京府
死没 (1971-10-21) 1971年10月21日(76歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1916年 - 1945年
最終階級 陸軍中将
テンプレートを表示

小柳津 政雄(こやいづ まさお[1]1895年明治28年)7月22日[2] - 1971年昭和46年)10月21日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。

経歴

[編集]

1895年(明治28年)に東京府で生まれた[2]陸軍士官学校第28期卒業[2]1923年(大正12年)3月に陸軍派遣学生として東京帝国大学理学部化学科を卒業した[1][3]1938年(昭和13年)7月15日陸軍砲兵大佐進級と同時に陸軍技術本部部員に着任[1]1939年(昭和14年)3月9日陸軍科学研究所所員に転じ[1]5月20日北支那方面軍司令部附となり[1]11月1日関東軍化学部長に就任した[1]

1940年(昭和15年)12月に陸軍科学研究所第2部長に転じ[1]1941年(昭和16年)6月15日に陸軍技術本部研究所所員に就任し[1]10月15日に陸軍少将に進級した[1]1942年(昭和17年)10月に第6陸軍技術研究所長に就任し[2]1945年(昭和20年)4月30日に陸軍中将に進級[1]。同年7月28日近畿軍需監理部長に転じ終戦を迎えた[2]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[4]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j 外山 1981, 393頁.
  2. ^ a b c d e f 福川 2001, 317頁.
  3. ^ 秦 2005, 613頁.
  4. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」123頁。

参考文献

[編集]
  • 秦郁彦 編『日本陸海軍総合事典 第2版』東京大学出版会、2005年。ISBN 4130301357 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026