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小柴和正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小柴 和正(こしば かずまさ、1931年3月14日[1] - 2019年6月21日[2])は、日本の経営者。

株式会社伊勢丹元社長・会長・相談役。日本百貨店協会元会長[3][4][5]

経歴

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1953年(昭和28年)3月早稲田大学商学部卒業後、同年4月伊勢丹入社。常務、専務を経て、1993年平成5年)5月代表取締役社長就任。

同年6月代表取締役社長兼営業本部長、1994年2月代表取締役社長、2001年6月代表取締役会長に就任。2003年勲二等瑞宝章受章[6]2008年6月相談役就任。[4]

創業家の小菅家出身者以外で初めて伊勢丹社長に就任、「毎日が、あたらしい。ファッションの伊勢丹」という経営理念を打ちだし、今までのデパートにはない洗練された、斬新なファッションデザインを追求した結果、新宿本店を中心に「ファッションの伊勢丹」という新しいブランドイメージ作りに成功した[5][7]

2019年6月21日、急性腎不全のため死去。88歳没。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.219
  2. ^ “小柴和正氏死去(元伊勢丹〈現三越伊勢丹〉社長)”. 時事通信. (2019年6月25日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2019062500925&g=obt 2019年6月25日閲覧。 
  3. ^ 三越伊勢丹ホームページ
  4. ^ a b 企業家人物辞典「小柴和正」
  5. ^ a b リーダーたちの名言集「小柴和正」
  6. ^ 「春の叙勲 勲三等以上と在外邦人、外国人叙勲の受章者一覧」『読売新聞』2003年4月29日朝刊
  7. ^ 『伊勢丹はなぜトップブランドになれたのか―現場主義で培われた伊勢丹イズムの神髄に迫る』(溝上幸伸、2006年9月(ISBN 482720280X))第5章

参考文献

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先代
岡田卓也
日本小売業協会会長
第5代:2000年 - 2004年
次代
中村胤夫