小池仲郁
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小池 仲郁(こいけ ちゅういく、享和3年10月15日(1803年11月28日) - 明治16年(1883年)7月26日)は、蘭方医学者。米沢藩藩医、庄内藩藩医。
略歴
[編集]- 1803年(享和3年)11月28日 - 米沢藩士・小池仲伯の二男として米沢鮎貝町(現・米沢市)に生まれる。
- 長崎で蘭方医学を学ぶ
- 蘭方医・湊長安の門弟となる。
- 米沢藩医
- 天保年間 - 鶴岡(現・鶴岡市)に移住する。
- 1862年(文久2年) - 藩主の子供の病気を治した功績により、庄内藩医(一代医師格五人扶持)となる。
- 1863年(文久3年) - 表医師奥詰格に昇格する。
- 1879年(明治12年) - 隠居する。
- 1883年(明治16年)7月26日 - 死去する。享年81
門弟
[編集]関係者
[編集]- 小池藤治郎 - 薬屋。仲郁を慕い米沢から庄内に来た。小池の姓は仲郁から貰ったもの。子孫はエビスヤ薬局や「株式会社 小いけ」(呉服屋)などを経営している。
家族親族
[編集]- 父:小池仲伯 - 米沢藩士
- 長男:小池正敏 - 庄内藩医
- 孫:小池正直 - 陸軍軍医総監、貴族院議員、男爵
- 曾孫:小池貞子 - 北島多一(第2代日本医師会会長) 妻
- 曾孫:小池正晁 - 医学博士、陸軍軍医総監、貴族院議員、男爵
- 義曾孫:小池順子 - 瀬川昌耆(医学博士)次女、正晁の妻
- 曾孫:小池正彪 - 三井本社・常務理事
- 曾孫:小池正教 - 農学士
- 曾孫:小池泰子 - 井内勇(朝鮮銀行理事) 妻
- 曾孫:小池正朝 - 順天堂大学医学部教授、江東病院長
出典・参考文献
[編集]- 『庄内人名辞典』 編纂・出版:庄内人名辞典刊行会
- 山形県医師会会報 2009年・第689号、第690号