小浜俊郎
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小浜 俊郎(こはま しゅんろう、1927年8月29日 - 2020年7月5日[1])は、日本のフランス文学者、翻訳家。慶應義塾大学名誉教授。
人物・来歴
[編集]1954年、東京大学文学部仏文科卒。1961年、慶應義塾大学大学院博士課程満期退学。慶應義塾大学法学部助教授。1971年、慶應義塾大学法学部教授、1993年、定年退任、慶應義塾大学名誉教授[2]。
2020年7月5日7時57分、老衰のため死去[1]。92歳没。
著書
[編集]- 『詩 不可視なるもの フランス近代詩人論』(慶応義塾大学法学研究会、慶應通信) 1975
- 『詩集 オルラモンド異聞』(国文社)1982
- 『詩・場所なるもの フランス近代詩人論2』(慶応義塾大学法学研究会、慶應通信) 1986
翻訳
[編集]- 『アントナン・アルトー』(アントナン・アルトー、新潮社、世界詩人全集20) 1969
- 『水と夢 物質の想像力についての試論』(ガストン・バシュラール、桜木泰行共訳、国文社) 1969
- 『癲癇 詩集』(ミシェル・レリス、思潮社、ミシェル・レリスの作品) 1970
- 『ロートレアモンとサド』(モーリス・ブランショ、国文社) 1970
- 『ロマン的魂と夢 ドイツ・ロマン主義とフランス詩についての試論』(アルベール・ベガン、後藤信幸共訳、国文社、アルベール・ベガン著作集1) 1972
- 『現存の詩 クレティアン・ド・トロワからピエール・エマニュエルまで 付ネルヴァル』(アルベール・ベガン、後藤信幸,山口佳巳共訳、国文社、アルベール・ベガン著作集2) 1975
- 『占星術の鏡』(マックス・ジャコブ,クロード・ヴァランス、国文社) 1977
- 『仮面物語集』(ジャン・ロラン、国書刊行会、フランス世紀末文学叢書) 1984
- 『へその緒 / ギリシアの旅から』(ジャン・コクトー、東京創元社、ジャン・コクトー全集8) 1987
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “小浜俊郎氏死去/慶応大名誉教授”. 四国新聞社. (2020年7月9日) 2020年7月9日閲覧。
- ^ 『現代日本人名録』