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小田久郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小田 久郎
おだ きゅうろう
誕生 1931年2月27日
日本の旗 日本 東京都
死没 (2022-01-18) 2022年1月18日(90歳没)
日本の旗 日本 東京都
職業 詩人
言語 日本語
最終学歴 早稲田大学
ジャンル
主な受賞歴 第22回大佛次郎賞
第59回歴程賞
デビュー作 『10枚の地図』
ウィキポータル 文学
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小田 久郎(おだ きゅうろう、1931年2月27日[1] - 2022年1月18日)は、日本詩人思潮社の創業者である[2]

経歴

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1931年[3]東京都に生まれた[4]早稲田大学文学部卒業[4]。投稿雑誌『文章倶楽部』で編集者を務めた[4]。1956年、詩集『10枚の地図』を出版した[4]。同年、思潮社を設立[5]。1959年、雑誌『現代詩手帖』を創刊した[5]。1995年、著書『戦後詩壇私史』で大佛次郎賞を受賞した[6]

2022年1月18日、肺炎により東京都内の病院で死去[7]。90歳没[8]。訃報は『現代詩手帖』2023年4月号で公表された[9]

著書

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受賞

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脚注

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  1. ^ 小田久郎』 - コトバンク
  2. ^ 小田久郎さん死去 思潮社創業者”. 朝日新聞 (2023年3月29日). 2023年8月19日閲覧。
  3. ^ 小田久郎「戦後詩壇私史」 血湧き肉躍る、回想記 思潮社・高木真史さん”. 好書好日 (2020年5月27日). 2023年8月19日閲覧。
  4. ^ a b c d 「思潮社」元代表、小田久郎さん死去 90歳 現代詩の興隆に尽力”. 毎日新聞 (2023年3月28日). 2023年8月19日閲覧。
  5. ^ a b 「売れる本を作るな」 戦後詩の立役者・小田久郎が残した編集者魂”. 朝日新聞 (2023年6月16日). 2023年8月19日閲覧。
  6. ^ 戦後の現代詩に伴走、思潮社代表の小田久郎さんが2022年1月に死去…90歳”. 読売新聞 (2023年3月28日). 2023年8月19日閲覧。
  7. ^ 小田久郎さん死去 「思潮社」創業者、詩人”. 東京新聞 (2023年3月30日). 2023年8月19日閲覧。
  8. ^ (惜別)小田久郎さん 詩書出版社「思潮社」創業者”. 朝日新聞 (2023年6月10日). 2023年8月19日閲覧。
  9. ^ 「思潮社」創業者、小田久郎さん死去”. 産経新聞 (2023年3月28日). 2023年8月19日閲覧。
  10. ^ 大佛次郎賞・大佛次郎論壇賞”. 朝日新聞. 2023年8月19日閲覧。
  11. ^ (黒板)第59回歴程賞”. 朝日新聞 (2021年11月19日). 2023年8月19日閲覧。

関連文献

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  • 「特集 小田久郎と現代詩の時代」『ユリイカ』、青土社、2023年8月、ISBN 9784791704354